鈴木おさむ「自分のなかで雷が落ちた」衝撃を受けた漫画家・尾田栄一郎の一言とは?

引用元:TOKYO FM+
鈴木おさむ「自分のなかで雷が落ちた」衝撃を受けた漫画家・尾田栄一郎の一言とは?

ファッションデザイナー、起業家、インフルエンサーなどマルチに活躍するハヤカワ五味がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「マスメディアン 妄想の泉」。この番組では、さまざまなフィールドで活躍する起業家やクリエイター、アーティストをゲストに迎え、未来を面白くするヒントを“妄想しながら”探っていきます。12月14日(土)の放送は、前回に引き続き(※関連記事リンクからご覧いただけます)、放送作家の鈴木おさむさんが登場しました。

◆ホリエモンのすごさ

鈴木さんは、開口一番「堀江貴文さんのYouTube公式チャンネルの話がしたい」と切り出します。今年、堀江さんのYouTube公式チャンネルの登録者数が急増しましたが、実はチャンネル開設をしたのは2009年。「いま、(動画の)投稿数は2,300本ぐらい。つまり2,000本以上鳴かず飛ばずだったんです。堀江さんのすごいところは、それをやり続けたこと」と言います。

堀江さんは、AbemaTVの冠番組「ドラゴン堀江」で、若手芸人やタレントたちともに東大合格を目指すという企画に挑戦しました。2019年、年明けのセンター試験直前、教育系YouTuberで知られるヨビノリたくみさんが付きっきりだったそう。

そのとき、堀江さんが「僕のYouTubeでなにが観たいですか?」と何気なく聞いたら、ヨビノリたくみさんは「ニュース解説です」と答えたとか。その一言をきっかけに、NewsPicksで時事ニュースを解説する番組「HORIE ONE」を開始したところ、スマッシュヒット。「これだ!」と確信した堀江さんは、自身のYouTubeでニュース解説を投稿し、あっという間にチャンネルの登録者数が増えたそうです。

鈴木さんいわく、堀江さんがYouTubeで成功したポイントは2つあるそうで、「1つは、とにかくやり続けたこと。もう1つは、人って自分のことを客観的に見られないものだけど、それをヨビノリたくみさんに聞いたのが、堀江さんの能力だなと思った」と分析しました。

2019年のエンターテインメントを振り返り、「結婚などハッピーな話題があったけど、吉本興業の闇営業問題などもあって、すごい濁流で暗い感じだった。“お笑い”という明るいアイコンが、暗くなってしまった瞬間がある」と話します。先日、お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳さんが、新会社の設立やYouTube公式チャンネルの開設を発表したことを引き合いにし、「みんなテレビじゃないところにも活躍の場を探している。テレビやYouTubeとか、ものすごいスピードで変化していく気がする」と推測しました。

2020年と言えば、東京オリンピック・パラリンピックの開催を控えています。鈴木さんは、「僕は東京オリンピックのなにが楽しみかと言うと、競技よりもそれで変わる東京の街を、いろいろなYouTuberがさまざまな表現方法で東京を撮るんじゃないかという気がしていて。ポイントは表とリアル。(表である)テレビでは報道されないリアルがネットで観られると思う」と語ります。