山田裕貴×坂本浩一監督『SEDAI WARS』制作発表上映会に、スーパー戦隊シリーズの先輩・出合正幸が飛び入り参加

引用元:デビュー
山田裕貴×坂本浩一監督『SEDAI WARS』制作発表上映会に、スーパー戦隊シリーズの先輩・出合正幸が飛び入り参加

 俳優・山田裕貴が19日、2020年1月期に放送されるMBS/TBSドラマイズム『SEDAI WARS』のトークショー付き制作発表上映会に登壇。本作のメガホンを取った坂本浩一監督とともに舞台挨拶を行った。

【写真】山田裕貴の呼びかけで、急遽飛び入り参加した出合正幸

 2020年1月期に放送されるMBS/TBSドラマイズム『SEDAI WARS』と、MBSドラマ特区『ホームルーム』で、連ドラ初主演&異例の同時期2作品主演が決定している山田。MBS/TBSドラマイズム『SEDAI WARS』は、団塊、バブル、ロスジェネ、ゆとり、ミレニアムの各世代の代表者がVR空間内でバトルロイヤルを行い、時の内閣総理大臣に代わって日本を治める大統領を決めるという「世代別あるある×ハイテンポアクション」。

 坂本監督とは、山田のデビュー作『海賊戦隊ゴーカイジャー』をはじめ、『俺たち賞金稼ぎ団』、『破裏拳ポリマー』に続き、本作が4度目。山田は「僕のデビュー作からお世話になっている監督なので、また一緒にやらせていただくことがすごく楽しみでしたし、成長したところを見せられたらいいなと思いながら現場に挑んでいました」と語ると、坂本監督は「(山田とは)定期的にお仕事するんですが、毎回お仕事する度にどんどん大きい存在になっていっている。今では、信頼感も含めてですが、『自由にやって!』っていう感じ」と、山田の成長ぶりを称賛。

 ひと足先にドラマ本編を鑑賞したという山田は、「いろんな世代の方がいると思うのですが、『コレ懐かしい』、『このギャグ知らない』とか、世代別で違うだろうし、お父さんがお子さんと観て『こういう時代があったんだよ』とかって、家族でも楽しめる作品だなと思いました」と感想を述べ、「Twitterとかで、『私は●●世代』って盛り上がってくれたら嬉しいし、ドラマを観ながら『こんなことあったな』って思い出しつつ、楽しんでもらえたら嬉しい」と本作への想いを語る。

 また、主人公・柏木悟について山田は、「出世欲もない、上昇志向もない、競争心もやる気もない役どころで、きっと僕が今まで演じてきた中で一番なよなよしている役」と説明し、「僕がカッコイイシーンは一切出てこないです。それだけは先に言っておきます」とコメント。それに対し、坂本監督は「でも、可愛いシーンはいっぱいあります」と明かすと、山田も「可愛いシーンは、いっぱいあるらしいです(笑)」と照れ笑いを浮かべつつ、アピール。

 また、5つの世代を代表する個性豊かなキャストが揃っている本作。スクリーンにメインキャストのキャラクタービジュアルが映し出されると、山田は「僕のイチ押しは、(ロスジェネ世代・黒田哲也役の)出合正幸さん」とスーパー戦隊シリーズの先輩でもある出合の名前を出し、「アクションの途中に気合を入れるシーンがあって、普通は『うぉー!!』や『やーっ!!』とかだけど、いきなり『やーい!!』って言い出して、あれは現場で大爆笑でした」と撮影を振り返る。そしてこの日、出合本人が会場に来ていることを明かしつつ、「事務所の方が大丈夫なのであれば!」と、山田が出合を檀上へと誘う。

 すると、出合は客席後方から大きな声で「やーーーーーい!!」と例の気合で階段を駆け下りて勢いよく登壇。急遽、山田の呼びかけで飛び入りで参加することになった出合は「すみません。みんな山田裕貴くんを観に来たのに…。自分なんて…」とタジタジ。山田は「昨日、LINEで(出合が)『人前苦手だから、絶対にやだ』って言っていたんですけど、ごめんなさい、あとでちゃんと謝ります(笑)。でも、生やーい!、最高でした」と満面の笑みを浮かべる。

 また、同シーンについて出合は「台本にはなかったのですが、女性の掛け声をいろいろと研究していて。女性って、アクションをやるときに『やーっ!』って言うじゃないですか。それを(演じた役の)哲也風にアレンジしたら、ああなっちゃったんです」と説明。さらに出合が「なんか(衣装の)色も被ちゃってごめんなさい」と謝罪すると、同色のハイネックセーター同士だったことに気づいた山田は「やばい!! なんで、まさかのペアルックなんですか!!」とさらに爆笑し、場内も笑いに包まれた。

 そして、最後に山田は「僕が演じた柏木悟という男は、本当に何も武器を持っていない人なんです。カッコ良さもないし、強くもないし、だけど、人生で一番大事なのは、人とのつながりを大切にできることと、人の心だと思っている。なにで世界が変えられるかって、人柄が世界を変えていくと思うんです。そういった男の生き様というか、それがカッコ良くみえたらいいなと思っています」と述べ、「僕自身もそうやって生きていますし、それが柏木悟を通じて伝わったらいいなという想いでやらせてもらいました。最後まで楽しんでもらえたらと思いますし、みなさんでこの作品を盛り上げていただけたら本当に嬉しいです」と挨拶し、舞台挨拶を締めた。

【ドラマ概要】
MBS/TBSドラマイズム「SEDAI WARS(セダイウォーズ)」
MBS:2020年1月5日より毎週日曜24:50~
TBS:2020年1月7日より毎週火曜25:28~ ほか

◆出演
山田裕貴 岡田浩暉 真飛聖 浅川梨奈 池田優斗 横山めぐみ 出合正幸
奥山かずさ 鈴木正幸 / 西岡德馬 / 大友康平

◆スタッフ
監督:坂本浩一/脚本:横手美智子/制作:ロボット/企画:バンダイナムコアーツ
製作:「SEDAI WARS」製作委員会・MBS
オープニング主題歌:Blue Vintage(ブルービンテージ)『SEDAI WARS』
エンディング主題歌:ニノミヤユイ『私だけの、革命。』

◇番組公式SNS Twitter:@SEDAIWARS  Instagram:sedaiwars_pr
◇ドラマ公式サイト https://www.mbs.jp/sedai-wars/

(C)「SEDAI WARS」製作委員会・MBS