後藤久美子が笑顔で1年を振り返る「楽しくもあり大変でも…」 男はつらいよで芸能活動再開

　シリーズ50作目の映画「男はつらいよ　お帰り　寅さん」（山田洋次監督、27日公開）のプレミア試写会が19日、東京都内で開かれ倍賞千恵子（78）、吉岡秀隆（49）らおなじみのレギュラー陣に、ゲスト出演の浅丘ルリ子（79）や後藤久美子（45）らが勢ぞろいした。

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　第1作公開から半世紀。22年ぶりとなるシリーズ最新作は、新たに撮影されたとらや一家のその後と、4Kデジタルで修復された渥美清さん演じる寅さんのシリーズ映像が見事に融合。倍賞は「お兄ちゃん（渥美さん）がずっと1本の作品を撮っているみたい、と話していたが、私も50年して撮り終わった気がする」としみじみ。撮影初日の柴又ロケでは「（商店街の先に）自分の銅像があって、それを見たらドキドキしてしまい、秀（吉岡）に『大丈夫、お母さん』と言われた」と明かした。今作で芸能活動を再開した後藤は「親孝行できた。この1年は楽しくもあり大変でもあり、あっという間でした」と語った。