カン・ハンナ「すばらしい文化を日本の方と盛り上げたい」 短歌集「まだまだです」ヒット祈願

引用元:スポーツ報知
カン・ハンナ「すばらしい文化を日本の方と盛り上げたい」 短歌集「まだまだです」ヒット祈願

 韓国出身タレントのカン・ハンナ(38)が19日、東京・目黒区の大圓寺で、10日に発売された初の短歌集「まだまだです」のヒット祈願を行った。

 横浜国立大に在学中で、韓国の数学オリンピック元代表である才女が、万葉集を読み短歌に出会った。「短歌界の芥川賞」である角川短歌賞で17年には次席を16年、18年に佳作を受賞し、高評価を受けたが、本の題名は謙虚さそのもの。「1500年の短歌の歴史で、初めて(日本語が)母国語じゃない人が出版する。もっともっと成長して、伸びたいから」と話す。

 俳句ではなく、主語が自分である短歌に魅力を感じ「31文字の制限がある中で、すごく物語の世界の広がる。ストレートにものを言わずに、自分の気持ちを伝える。日本らしい表現です」と熱弁。「海外から来て夢を持ってがんばっている人や、そういう人に関わっている日本人を(短歌で)つなげられたら。短歌というすばらしい文化を日本の方と盛り上げたい」と今後の目標を語った。 報知新聞社