薬丸裕英、同事務所の笠井信輔アナに「小倉さんが『治療に専念しろ』と言ってましたが本当にその方がいい」

　悪性リンパ腫を公表した元フジテレビでフリーの笠井信輔アナウンサー（５６）が１９日、フジテレビ系「バイキング」（月～金曜・前１１時５５分）にＶＴＲ出演、心境を語った。

　コメンテーターとして出演していたタレントの薬丸裕英（５３）は、同局系「とくダネ！」の小倉智昭キャスター（７２）も所属する笠井アナと同じ事務所に所属。そのことについて問われると、「フリーになられて、これからというときに、（決まっていた仕事を）キャンセルしなきゃいけない、これから仕事ができなくなるっていう焦りがご本人の中にあるようで」と、笠井アナの気持ちを代弁。「でも、今日の『とくダネ！』見てたら、小倉さんが『もうほんとに、治療に専念しろ』と言ってたんで、僕も本当にその方がいいと思いますね」と力説した。

　また、ゲスト出演していた元フジテレビでフリーの楠田枝里子アナウンサー（６７）は、局アナ時代の後輩の悪性リンパ腫公表に「びっくりで、ショックで、心配でたまらないです」と沈痛な表情。若い頃から知っている笠井アナについて「裏表のない、正直でさわやかな青年だった。今もそれは変わらない」と話した。

　病気を公表して気丈にインタビューにこたえる姿には「さすがプロですよね」と語り、「放送人としての覚悟が見えますね」とたたえていた。

報知新聞社