フリーアナウンサー・宇垣美里、読売テレビ特番「プロ野球No.1決定戦 バトルスタジアム」でMC 2020年は『何がやりたいんだろう』を突き詰める

引用元:スポーツ報知
フリーアナウンサー・宇垣美里、読売テレビ特番「プロ野球No.1決定戦 バトルスタジアム」でMC 2020年は『何がやりたいんだろう』を突き詰める

 フリーアナウンサー・宇垣美里(28)が、読売テレビ制作の全国ネット特番「プロ野球No.1決定戦 バトルスタジアム」(来年1月4日・後2時)で宮根誠司(56)、千鳥とともにMCを担当した。このほど大阪城ホールで収録に参加。12球団の精鋭がゲームにハッスルする姿を目の当たりにし「みなさん、本当に負けず嫌い。気持ちをあらわにする姿って、普段はなかなか見られない。より身近な存在に感じました」と大興奮。今年3月にTBSを退社し、マルチに活躍する神戸っ子の、現在進行形の姿や素顔に迫った。(筒井 政也)

 第1回(1985年)から35年の、歴史あるプロ野球のオフ恒例イベント。今回も12球団36選手が、“心技体”を楽しく競い合った。「試合ではクールにされていらっしゃると思うので、あんなに無邪気に笑う姿を見ることって、なかなかない。人間味を感じました」と、スター選手が童心に帰る姿に感動した。

 神戸育ちで「小さい頃はオリックス時代のイチロー選手も見に行ってました」と野球には元々なじみがある。阪神電車の利用者だったこともあり「親も友達も応援しているので、気づけば阪神。いつの間にか好きになる。そういう風に教育されたような(笑い)」

 今大会では、不惑の左腕・能見に見とれた。「能見さんが私と同じ世界にいるんだ! ガッツポーズするんだ! って。ニヤニヤしちゃった。職人、仕事人のようでカッコいい。野球の仕事はこれまであまりなかったので、実家に帰ったら親に自慢しよ(笑い)」

 元TBSで、関西人のイメージは薄いが「アナウンサーなので、さすがに放送では関西弁を使ったことがないからかな? 家族、友達と話す時は、基本的に関西弁。仕事とプライベートを分ける一つのツールですね」と関西弁をオン・オフのスイッチにしているが「関西に帰ってくるのは、すごく楽しい~。新幹線では京都あたりから空気の柔らかさが変わる。ただただ、なじむ。せっかく東京じゃないところで働けるようになったので、違う脈もあるかな。もっとのびのびできるかも」と活動範囲の広がりにも期待する。

 今年3月に「場所を変える」という決断をし、フリーアナに。「てんやわんや」の1年で「しっちゃかめっちゃかでしたが、すべて新鮮で面白かった。おもちゃ箱のよう。新しいものが基本的に好きなんです」。仕事には当然、責任をもって取り組む。失敗は、何が原因だったかリストアップして分析する。「私自身、ものすごく負けず嫌い。寝て忘れようと思うけど、起きると『悔しい~!』。相当、真面目だと思います。場所を、立場を変えたからには、違うものを見なければいけない。それが、昔いた場所(TBS)に対する礼儀だと思います」。アンテナを敏感に働かせている。

 「バトスタ」では、長距離砲のバッティングからも学んだ。「5球を打って飛距離を競うんですが、ボールに当てる角度を短時間のうちに合わせるんですね。精度を高め、同じ失敗を二度としない。こうなりたいものだなあ」と感嘆。2020年の指針にもなった。「もっと新しいものを見つけ、経験し、その中で自分の精度を上げていきたい。『何がやりたいんだろう』を突き詰めることも大切かな」。今後の“スイング”が楽しみだ。

 ◆宇垣 美里(うがき・みさと)1991年4月16日生まれ。28歳。兵庫県神戸市出身。同志社大学卒業後、14年4月にアナウンサーとしてTBS入社。「スーパーサッカーJ+」「炎の体育会TV」「サンデージャポン」などでレギュラーを務めた。19年3月に退社し、同年4月、オスカープロモーション所属に。身長162センチ。血液型O。趣味は音楽、映画、舞台、アニメ鑑賞、読書、茶道、乗馬、旅行。特技はサックス演奏、ピアノ演奏、速読、着付け。2020年カレンダーが発売中(税込み2970円)。

報知新聞社