松嶋菜々子は“教育ママゴン” 休業報道の裏に学歴コンプレックス

松嶋菜々子は“教育ママゴン” 休業報道の裏に学歴コンプレックス

 女優の松嶋菜々子(46)に休業説が一部で報じられ、それを所属事務所が事実無根と全面否定する騒ぎがあった。報道によると、テレビ番組制作会社が松嶋の所属事務所に来年の仕事を依頼したところ、「長女の海外留学先に同伴するので、物理的に難しい」ことを理由に断られたそうだ。

 松嶋は2001年に結婚した俳優反町隆史(45)との間に2女がいて、都内の有名私立中学3年の長女(15)を来年英国に留学させる。それに同伴するのではないか、というのが休業説に発展したようだ。松嶋を長年にわたり取材する芸能ライターはこう言う。

「お嬢さまの教育にとても熱心なのは本当だと思いますよ。手を引いての送り迎え、バレエ、英会話、水泳といったお稽古ごと、運動会などの行事にも積極的で、PTAの役員を頼まれたこともあったようです。ママ友たちからも尊敬され、人望もあり、本当に教育熱心な様子が伝わってきました」

 夫妻を知る芸能プロ関係者はこう言う。

「松嶋も反町も10代から芸能界で活躍しており、“芸能界の水”以外を知らない。口には出しませんが学歴コンプレックスが強い。だからこそ娘たちにはしっかりと学力と学歴をつけてほしいと教育には熱心でした。そんな松嶋の相談相手が同じ事務所の先輩女優の故白川由美さんでした」

■夫・反町隆史を内助の功で支える

 そんな教育ママの松嶋ならば、留学準備のために女優を一時休業しても不思議ではない。スポーツ紙芸能デスクは言う。

「松嶋夫妻というと、自宅マンションで飼っていたドーベルマンが敷地内で住人の女性に噛みつき、ケガを負わせてしまった騒動がありました(11年)。相手の女性が退去してしまい、マンション管理会社から損害賠償訴訟を起こされた。近隣トラブルが明らかになるくらい、問題行動のある夫妻という印象を世間に与えてしまいました」

 ドーベルマン騒動では、松嶋一家も自宅を引っ越すハメになったらしいが……。

「引っ越した場所が、前のマンションから約400メートルという近さだったというのです。トラブルがあって、退去せざるを得なかったとすれば、そのエリアにはもう住みたくないと思いがちですけど、そうじゃない。どうしてかと取材すると、娘たちの通学を考えたからという見方がありました。とにかく子どもファーストのようです」(前出の芸能デスク)

 芸能関係者からは「ヤンチャで、一時期、仕事を干されかけていた反町さんを支え、反町さんがドラマ『相棒』で水谷豊さんの相手役になるまでになったのも、松嶋さんの内助の功によるところが大きい」との声も。“教育ママゴン”松嶋のおかげで一家はうまく回っているようだ。