【報知映画賞】主演女優賞の長澤まさみ「たくさんの作品に関われていることに感謝」

　第４４回報知映画賞の表彰式が１８日、都内で行われた。

　長澤まさみは「コンフィデンスマンＪＰ―ロマンス編―」（田中亮監督）、「マスカレード・ホテル」（鈴木雅之監督）でコメディーとサスペンスという異なるジャンルを好演し主演女優賞を受賞。０４年の助演女優賞以来１５年ぶりの報知映画賞。「（当時）その重みにびっくりした」と振り返り、「映画（界）の一部になり、たくさんの作品に関われていることに感謝したい」とあいさつした。

　表彰式には、「コンフィデンスマンＪＰ―」で共演した小日向文世（６５）が祝福に駆けつけた。２年間で３作共演しているが、最近、長澤の背が高くなったような気がしているとか。「女優としてのオーラがさせているのかな（と思う）。魅力やすごさを肌で感じています。さらに大きくなって、高みを目指して欲しい」と激励した。

　◆長澤　まさみ（ながさわ・まさみ）１９８７年６月３日、静岡県生まれ。３２歳。２０００年第５回「東宝シンデレラ」オーディショングランプリ。０３年「ロボコン」で映画初主演。１７年「キャバレー」で初ミュージカル。主な出演作にＮＨＫ大河「天地人」「真田丸」、映画「モテキ」「海街ｄｉａｒｙ」。来年５月から一人芝居「ガールズ＆ボーイズ　Ｇｉｒｌｓ＆Ｂｏｙｓ」（新国立劇場小劇場）。身長１６８センチ、血液型Ａ。

報知新聞社