賀来賢人「岩田剛典の華やかさにへこんだ…」“同い年”岩田との初共演を振り返る

引用元:TOKYO HEADLINE WEB
賀来賢人「岩田剛典の華やかさにへこんだ…」“同い年”岩田との初共演を振り返る

 映画『AI崩壊』完成報告会見が17日、都内にて行われ、主演の大沢たかお、共演の賀来賢人、岩田剛典、広瀬アリス、三浦友和そして入江悠監督が登壇した。

 2030年。少子高齢化で崩壊寸前となった日本のライフラインを管理していたAI「のぞみ」が突如、暴走。犯行の容疑をかけられ逃亡しながら真実を追う天才開発者と、彼を追い詰めるサイバー犯罪対策課の攻防をサスペンスフルに描く。

 豪華なメインキャストたちの多くが、実は本作が初共演。AI「のぞみ」の開発者である主人公・桐生を演じた大沢は、初めて共演した義理の弟役の賀来について「感性が豊かで誠実に役と向き合っていて、僕は最初から最後まで気持ちよく一緒に芝居ができました。現場では役のことより日常生活の話ばかりして、少しずつ義兄弟の信頼関係を築いていった感じです」と振り返り、賀来も「大沢さんは僕みたいな若造にも真摯(しんし)に向き合ってくれた。仕事のことだったり、僕くらいの年ときにどうでしたか、という話など、現場では大沢さんを質問攻めにしてしまうくらいお話を伺ってしまって。でもそんな雑談をしながら関係を深めていくことができてうれしかった」とうれしそうに話した。

 そんな賀来は、天才捜査官役の岩田剛典と同年齢とのことで「岩田くんとは本当に同い年なんです。同じ年齢でこうも違うかと、岩田君の華やかさにへこみました(笑)」と会場を笑わせ、岩田も「僕も同世代の方と一緒に映画を作ることができてうれしかったです。共演シーンは多くなかったんですけど、現場ではいろいろお話できて、いい時間を過ごせましたね」と振り返った。

 ちなみにどんな雑談をしていたかというと、大沢いわく「芸能人はどんなマンションに住んでいるか、あの人のところの家賃はどれくらいか、それとも買ったのか、みたいな話で賀来くんと盛り上がっていました」。残念ながらその日、いなかったという岩田は「(その話に)本当に参加したかったです(笑)」といかにも惜しそうな顔。

 アナログな刑事コンビを演じた三浦友和と広瀬アリスも初共演。「刑事役は数多くやってきたが女性のバディーは初めて。女性が常にそばにいるというのは気持ちがいいものですね(笑)」と三浦。一方「大先輩とご一緒する初日の前日は寝れなかった」と広瀬が振り返ると三浦は「広瀬くんは初日にインフルエンザでスケジュールが変わり、一番最後は胃腸炎になって…」と暴露。「めったに体調を崩さないんですけど、ご迷惑おかけしてしまって」と恐縮する広瀬を、三浦はさらに「嫌いなのかと思った」と茶化し、「そんなことございません。大好きです!」と広瀬。年の差コンビのやり取りに会場も大笑いしていた。

 映画『AI崩壊』は2020年1月31日より全国公開。