“麻雀ロボ”小林剛、女性3選手の海賊包囲網突破できるか/麻雀・Mリーグ

引用元:AbemaTIMES
“麻雀ロボ”小林剛、女性3選手の海賊包囲網突破できるか/麻雀・Mリーグ

 Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2019」、12月17日1回戦に出場する4選手を発表した。注目は、女性3選手を相手にするU-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合)。役満を振り込んでも表情ひとつ変えない小林が、女性3人に対してどういう戦いを見せるか。

【中継映像】女性3選手は海賊ロボ・小林剛を止められるか

 女性3人と男性1人という構図は、女性選手が苦手という渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)が前日、苦手を克服してトップを取ったばかり。常に冷静沈着の小林であれば、特別何かを意識して麻雀に影響が出るとは考えにくい。女性選手独特の打ち回しにペースを乱されなければ、チームを救うトップが取れそうだ。

 女性選手とひとことで言っても、色は様々。EX風林火山・二階堂亜樹(連盟)はもともと守備派ながら、今期は少しずつMリーグのルールに適応しようと攻撃寄りにもトライしている。前夜にチームメイトが大きなマイナスを食らい、一気にポイントを減らしたばかり。ここは挽回の勝利を挙げたいところだ。

 超攻撃的なことで知られるのはKONAMI麻雀格闘倶楽部の高宮まり(連盟)。多くのファンを抱える美人雀士だが、ブレるくらいなら麻雀を辞めるとでも言わんばかりに、強い気持ちで向かっていく。その分、アガった時の破壊力は十分だ。

 開幕から2カ月半が経過し、じわりじわりと調子を上げているのがセガサミーフェニックスの茅森早香(最高位戦)。もともと“天才”と称される感性の持ち主で、選択がピタッとハマった時には、ファンも驚くアガリに結びつくことが多い。アガリや勝利の際にファンから多数寄せられる「ω」マークは、今夜も見られるか。

【12月17日1回戦】

EX風林火山・二階堂亜樹(連盟) 個人19位 ▲64.5
KONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟) 個人18位 ▲57.4
セガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦) 個人11位 +13.5
U-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合) 個人14位 +1.6

【12月16日終了時点での成績】

1位 KADOKAWAサクラナイツ +269.4(48/90)
2位 渋谷ABEMAS +161.3(48/90)
3位 EX風林火山 +80.2(48/90)
4位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +39.0(48/90)
5位 セガサミーフェニックス ▲16.1(48/90)
6位 TEAM雷電 ▲67.5(48/90)
7位 U-NEXT Pirates ▲133.2(48/90)
8位 赤坂ドリブンズ ▲333.1(48/90)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。