坂口健太郎はゲーマー!? 『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』の裏側をブルーレイ特典で攻略!

引用元:Movie Walker
坂口健太郎はゲーマー!? 『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』の裏側をブルーレイ特典で攻略!

うまく気持ちを通わせられない父との絆をオンライン・ゲームで取り戻す計画を連載し、書籍&ドラマにもなった人気ブログを坂口健太郎と吉田鋼太郎のW主演で映画化した『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』のブルーレイとDVDが12月18日(水)発売。

【写真を見る】いつからか会話がなくなってしまった暁とアキオ

突然会社を辞めた父の暁(吉田)の本音を探ろうとする息子のアキオ(坂口)の家族ドラマと、『ファイナルファンタジーXIV』の世界で繰り広げられるユニークな冒険を織り交ぜ、ゲームに詳しくなくても楽しめる本作。実写パートとゲーム・パートを巧みに融合させた本作の舞台裏をブルーレイに収録された特典から少しだけお届けする!

■ 実はかなりのゲーマー! 坂口健太郎の自然な役づくり

かつて格闘ゲームで対戦をするため遠征したほどゲーム好きな坂口。山本監督は彼を「コントローラーからキーボードに持ち変える動作が自然」と称賛。坂口によると、暁の内面を探るアキオと、初共演となる吉田のことを知りたい自分との関係が似ていたそう。

 

■ 吉田鋼太郎を苦心させた設定とは?

吉田は『ファイナルファンタジー』シリーズを1作目からプレイするゲーム上級者。それだけに、コントローラーをついTV画面に向ける初心者らしい暁の所作に苦戦。吉田は「できるのにできないフリをしなくちゃいけないのは苦労した」と明かす。

 

■ 佐久間由衣の要望でゲームのキャラがゴツイ外見に

アキオに思いを寄せる同僚、里美を演じた佐久間。アキオの影響で『ファイナルファンタジーXIV』にハマった彼女が使うキャラは、本人とは似ても似つかぬ巨躯の男性に。これは佐久間の希望で、山本監督も「彼女はプレイぶりが男っぽいので合っている」と語る。

 

■ 監督2人が絶賛! 山本舞香の存在感

山本扮するアキオの妹、美樹は、原作にもドラマ版にも登場しない人物。山本の演技について両監督共に「天才」と絶賛。野口監督は、「美樹役が彼女でなければ作品が破綻していたかもしれない」と言うほど。

 

■ ゲーム内のシーンは実際にキャラを操作して撮影

本作のゲーム・パートは、その都度、各キャラクターを操作して撮影。ドラマ版よりも動作や顔の動きのパターンが増えており、感情をいっそう豊かに表現することができた。

■ ゲームならではの“間”を埋めて会話を自然に

ゲームでは通常、誰かが話している間、他のキャラは静止しがちだが、本作では絶えず動き、セリフの間を詰めた。「ゲームっぽい段取り感を薄め、人間らしい芝居に近づけた」と山本監督。

(Movie Walker・文/前田かおり【DVD&動画配信でーた編集部】)