福地桃子「なつぞら」の次は中ニ病役 哀川翔の次女

引用元:日刊スポーツ
福地桃子「なつぞら」の次は中ニ病役 哀川翔の次女

俳優哀川翔(58)の次女で女優の福地桃子(22)がテレビ朝日系金曜ナイトドラマ「女子高生の無駄づかい」(20年1月24日スタート、金曜午後11時15分)に出演することが16日、分かった。

【写真】哀川翔が福地桃子と初イベント 父娘円満の秘訣語る

同作は個性的ぞろいの女子高生たちが、高校生活をただただ無駄に浪費する日常を描いた、漫画家ビーノ氏による同名学園コメディー漫画のドラマ化作品。主人公の“バカ”こと田中望を演じるのは岡田結実。福地は重度な中ニ病を患い、いつほおにばんそうこう、右腕に包帯をしている“ヤマイ”こと山本美波を演じる。

「個性の強い登場人物が多い中で、何故この役を私がいただけたのか…。とてもトリッキーな役に驚きましたが、ありがたいなという気持ちです」とし、「ヤマイのせりふは普段使わない言葉ばかりだけれど、このせりふを言えるのが待ち遠しいなと思っている自分がいるほど、異世界にいるようなヤマイの独特な存在感にときめきます」と話した。

役のために髪も染めた。「髪色も原作のイメージに変えて、気持ちも引き締まりました」とし、「岡田結実さん演じるバカをはじめとする同級生の皆さんとのやりとりで、それぞれのキャラクターの魅力を引き出すことができたらうれしいですし、ヤマイの素直でかわいらしい部分もお見せできたら良いなと思います」と語った。

NHK連続テレビ小説「なつぞら」以来のドラマ出演となる。「『なつぞら』をきっかけに知ってくださった方がたくさんいるということはとてもありがたいことで、これからだなと思っています。漫画原作のものに携わらせていただくのは今回がはじめてということで、また新たな挑戦になるなという気持ちです」と明かした。

同作を「“輝きゼロ”という新鮮味がとてもあり、ある意味そこに1番の楽しみを感じています。ドラマを見てくださる方の毎週金曜日が、いつもよりも明るい気持ちになりますようにと、そんな気持ちを込めてお届けしたいです。皆さんと力を合わせて、頑張ります!」とアピールした。

◆福地桃子(ふくち・ももこ) 1997年(平9)10月26日、東京生まれ。父は俳優哀川翔、母は元モデル。5人きょうだいの次女で末っ子。姉は女性3人組音楽グループ「cossami」のボーカルminami。14年、哀川が出演するドラマに哀川の娘役で出演。16年、テレビ東京系「潜入捜査アイドル・刑事ダンス」で女優デビュー。19年2月公開の映画「あまのがわ」で映画初出演初主演。趣味は旅行、料理。身長153センチ。