Nulbarich・JQの「2019年のマイベストソングス4選」

引用元:J-WAVE NEWS
Nulbarich・JQの「2019年のマイベストソングス4選」

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。「SONAR’S ROOM」のコーナーでは、月曜から木曜まで日替わりのアーティストが、今の自分たちの音楽に影響を与えたカルチャーについて語る。12月9日(月)は、月曜担当のJQ(Nulbarich)が登場。「2019年のベストソング」をテーマに楽曲を紹介した。

Post Malone『Allergic』

JQ:何でこの曲かというと、Post Maloneのライブを初めて観たときから、音楽で聴くだけじゃなくて、実際に本人のライフスタイルとかを見た上で、すごく素敵なアーティストだなあと思ってからすごくチェックするようにはなったんです。今年出したアルバムが、今までトラップミュージックの中にいる、「なんか異色だね」みたいなPost Maloneのリミッター解除アルバムだったのかなと思ってまして。元々ラッパーでもないし、いつかこういう日が来るんだろうなとは思ってたんですけど。その中でも彼のルーツというよりは、新しいアプローチで「あ、なんかすごく軽快なものもできるんだな」と驚きの曲だったので。この曲だけではなくて、このアルバムがベストアルバムな気がするので、ぜひぜひチェックしてみてください。

Gang Starr『Hit Man』(Feat. Q-Tip)

JQ:まさかまさか、Gang Starrのアルバムが出るとは思ってなかったんですよね。(メンバーの)Guruももういませんし、どうやったんだっていうね。やっててよかった公文式的に言うと、「生きててよかった2019年」みたいなご褒美アルバムになってるんですよ。というのも、ヒップホップというものにハマってからは、「DJ Premierという方がヒップホップを作ってきたと言っても過言ではない」という先輩方の意見を完全に信じて、僕自身もDJ Premier信者になったので。このアップデートされたDJ Premierのビート感とスクラッチっていうのは、本当に誰にも真似できない。そろそろスクラッチに著作権が生まれるんじゃないかってくらい、DJ Premierのスクラッチってわかるんで。それが今年リリースされた曲という中にGang Starrっていうものを入れられる日が来るとは思ってなかったので、ご褒美、ご褒美、頑張ってよかった2019年って感じでございます。