【いだてん】全47回平均8.2% オリンピックを切り口に近現代史を描く

引用元:オリコン
【いだてん】全47回平均8.2% オリンピックを切り口に近現代史を描く

 NHKで1月から放送された大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』が15日、全47回の放送が終了。最終回(※60分拡大)では、1964年東京オリンピックの開会式などが描かれた。ビデオリサーチ調べによる総合テレビ(後8:00~9:00)の全47回の平均視聴率は8.2%(関東地区)だった。

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 作者は宮藤官九郎。1912年ストックホルムオリンピックに、日本が初参加することを決めてから、1964年に初めて日本でオリンピックを開催するまでの大きな流れを、マラソン選手の金栗四三(中村勘九郎)と、東京オリンピックの実現に向けて類まれなリーダーシップを発揮した田畑政治(阿部サダヲ)、それぞれの物語を軸に描いた。

 中でも1936年ベルリンオリンピックをはさんで、実は1940年に幻の東京大会があったこと、招致活動から返上までの知られざる物語を描き、これまでの大河ドラマで扱ったことがなかった近現代を扱った稀有な作品となった。