吉本新喜劇、タイ公演で海外ツアー千秋楽「幅広い層に来ていただけた」

引用元:オリコン
吉本新喜劇、タイ公演で海外ツアー千秋楽「幅広い層に来ていただけた」

 今年2月に60周年を迎えた吉本新喜劇が15日、タイ・バンコクにあるThailand Cultural Centerにて『吉本新喜劇ワールドツアー~60周年 それがどうした!』タイ公演を開催。大盛況のうちに、海外ツアー(シンガポール、中国・上海・マレーシア・インドネシア・タイ)の千秋楽を迎えた。

【公演ショット】オッサン姿が様になる酒井藍

 「60年間の積み重ねを大事にしながらも、進化し続けていき、全国・アジア・世界を爆笑の渦に巻き込んでいく、吉本新喜劇に期待してください」との思いを込めて実施される同ツアー。国内では、全国47都道府県93公演で、約14万人、アジアツアーでは5ヶ国8公演を行い、約5200人を動員した。

 タイ公演では、川畑泰史、すっちーの両座長が出演。老舗たこ焼き屋の従業員・川畑と、アルバイトのすち子によるドタバタ劇を中心に、おなじみの“乳首ドリル”も披露し、会場をわかせていた。

■座長コメント
【川畑泰史】
47都道府県と5ヶ国をまわらせていただいたことが、僕らが新喜劇に入った時には考えられなかったので、信じられない気持ちです。自分が良く頑張ってきたなというよりは、先輩方が残してくれたものと、若手が突き上げてきてくれたものが上手く融合できた結果かなと思います。また、47都道府県・5ヶ国まわったとはいえOAされていない地域がまだまだ国内にはあるので、気が付いたら吉本新喜劇が全国どこでもOAしている状況になるまで、自分が先頭を切って今回のようなツアーなどをして頑張っていきたいと思いす。

【すっちー】
まずは、ツアーが終わってほっとしています。3月にツアーがはじまった時は終わらないんじゃないかと思っていましたが、終わってみたらもっと回れるなと(笑)。最後がタイ公演でしたが、お客さんが子供からお年寄りまで幅広い層に来ていただけたので、吉本新喜劇の一番の魅力である誰にでも笑ってもらうという事が、ツアーの集大成として見せられて良かったです。また、今回のツアーは海外まで飛び出してきたわけですから、そんなことをやらせていただいているからには日本ではどこでもチャンネルを合わせれば見られるという全国放送していけるようにしていきたいですし、欲を言えば今回ツアーで行かせていただいたシンガポール・上海・マレーシア・インドネシア・タイでも放送していただけるようになっていいけるように、61周年目からまた新たに頑張っていきたいです。あと、今後はこのような長距離移動が伴うツアーの場合は、痔でやられるので強い肛門を作って挑んでいきたいと思います(笑)。