高嶋政伸、26年ぶり主演に高揚 5分弱の”ひとり語り”「長いですか?」

引用元:オリコン
高嶋政伸、26年ぶり主演に高揚 5分弱の”ひとり語り”「長いですか?」

 俳優の高嶋政伸が15日、都内で行われた映画『アパレル・デザイナー』(来年1月10日公開)の完成披露舞台あいさつに登壇。「修羅場の人間学」(1993)以来、26年ぶりの映画主演を果たした高嶋はトークで熱い思いがほとばしった。

【集合ショット】堀田茜、生田智子らも登壇

 ストーリーは、かつて国内屈指のアパレルメーカーだった老舗のHIRAKATAが、世界的に進んだカジュアル化などの波に乗れず、苦境に追い込まれたところから始まる。会社復活のため、かつての社員だった高嶋演じる藤村雄二に白羽の矢を立て、新ブランドを立ち上げるが…。

 “本物”にこだわるファッションデザイナー役を務めた高嶋。26年ぶりに主演を務めた思いを聞かれ、「(自分の)名前が一番上に付いているだけ。みなさんに助けてもらい、引っ張ってもらって最後まで演じることができた」と謙遜。共演者については「みなさん、今回の作品が自分の代表作だと言えるくらい本当に素晴らしいお芝居をしていた。勉強になったし、刺激になったし、助けになった」とべた褒めだった。

 自身の話が長いことを気にしていたが言葉は止まず、高嶋が演じた藤村について「みんなで歩調を合わせながら作っていくことに生きがいを感じている人物だと思った。もっと言えば、自分自身を踏み台にして若い才能がどんどん世の中に出ていってほしいという、そういう思いを持っている人間じゃないかと思う。僕も(今作で)若い人と一緒になるのがうれしかったので、リンクした所があった」と興奮気味に語っていた。ふと我に返り「長いですか?」と司会に再度確認したが、その後も熱弁を振るい、約5分弱に渡って”ひとり語り”した。

 舞台あいさつには堀田茜、西村美柚、飯島寛騎、前川泰之、生田智子、中島良監督も登壇した。そのほか、今作に出演し、主題歌「desiny」を担当した7’nS(セブンス)がパフォーマンスを行った。