モトーラ世理奈と藤原季節がそれぞれ主演、短編2本を同時上映

引用元:映画ナタリー
モトーラ世理奈と藤原季節がそれぞれ主演、短編2本を同時上映

モトーラ世理奈の主演作「猫、かえる Cat’s Home」と藤原季節が主演を務めた「鼓動」の2本立て上映が、1月18日から2週間限定で東京の池袋シネマ・ロサにて行われる。

【写真】「猫、かえる Cat’s Home」(メディアギャラリー他10件)

モトーラが「猫と一緒に日向ぼっこしたくなる映画です」と語る「猫、かえる Cat’s Home」は、彼女が演じた主人公・リナのある1日を切り取った短編。元恋人から引き取った猫・イブが逃げ出してしまうことから物語が展開していく。テレビ番組やCMの映像演出を手がけてきた今尾偲がメガホンを取り、モトーラのほかには品田誠、木下愛華が出演した。

そして「鼓動」は、「猫、かえる Cat’s Home」に出演した品田の監督作。藤原扮するミツルが、泣き叫ぶ男・高橋を街で見かけたことをきっかけに過去の出来事を思い出す様子が描かれる。藤原は本作について「俳優を始めた時に出会った品田誠と、6年をかけて始まりの映画を作ることが出来たことを心から感謝します」とコメントした。

本上映の一般料金は1300円。学生は1000円で鑑賞することができる。

なおモトーラの出演作「ブラック校則」が現在上映中。藤原が宮沢氷魚と共演した「his」は、1月24日より東京・新宿武蔵野館ほか全国で公開される。

■ モトーラ世理奈 コメント
猫と一緒に日向ぼっこしたくなる映画です。
猫ってなんであんなに人を引きつけるんだろう。時々そっぽを向かれても時々こっちを向いてくれたら、それでいいんです。

■ 今尾偲 コメント
人は出会いと別れを経験して成長していきます。そうした若い時の「別れ」は一生の財産となったりもします。痛みと郷愁、甘酸っぱさと苦さ…そうした「想い」が「思い出」となってゆく一日を、モトーラ世理奈という稀有な表情の女優で表現してみたかったのです。

■ 藤原季節 コメント
1月18日、僕の誕生日から池袋シネマ・ロサで「鼓動」が上映されることが決定しました。これまでの全ては2020年のために積み重ねて来ました。僕にとって激動の一年になることを確信しています。その始まりとして「鼓動」はベリーベリーベストな作品です。俳優を始めた時に出会った品田誠と、6年をかけて始まりの映画を作ることが出来たことを心から感謝します。

■ 品田誠 コメント
「鼓動」は人生の誇りの一つです。平成から令和へと時代が移行する最中に撮影し、いくつかの奇跡に支えられて完成しました。これは未来への始まりだと、今も背中を押されています。誰かの思いがまた次の思いを生むようにと祈りを込めて。見にきてください。