関ジャニ・丸山隆平、6年ぶり連ドラ主演 ダメ男が江戸から伊勢神宮を目指す!

関ジャニ・丸山隆平、6年ぶり連ドラ主演 ダメ男が江戸から伊勢神宮を目指す!

 関ジャニ∞の丸山隆平が、WOWOWで2020年に放送される『連続ドラマW 大江戸グレートジャーニー ~ザ・お伊勢参り~』で、江戸から伊勢神宮を目指すダメ男役で主演を務めることが決まった。丸山は約13年ぶりの時代劇出演で、約6年ぶりの連続ドラマ主演。WOWOWの連続ドラマには初出演にして初主演となる。

【写真】ドラマの会見にメガネ&スーツ姿で登場した「丸山隆平」

 本作は、映画『超高速!参勤交代』(2014)で原作・脚本を担当した土橋章宏と、監督を務めた本木克英が再びタッグを組み、初めてテレビドラマに挑む作品。江戸時代を舞台に、陽気な博打うちと、すぐ死にたがる女、生意気なみなし子、というわけありの三人が伊勢参りの途中で出会い、家族連れといつわって旅をすることで、今まで得られなかった愛情を得ていくロードムービーだ。

 時は天保元年(1830年)おかげ年。ある日、かつては伝説の賭博師と呼ばれていた辰五郎(丸山)が、深川の賭場で多額の借金を背負ってしまった。ずっと天涯孤独で暮らしてきた中で、自分の力と運だけで勝負できる博打だけとは正面切って向き合ってきた辰五郎だが、このところまったくツキがない。だがその日、お伊勢講のくじに当たり長屋の代表としてお伊勢参りに出発することに。

 途中で出会った代参犬(飼い主に代わってお伊勢参りをする犬)・翁丸、奉公先を抜け出してきた少年・三吉、訳ありな美女・沙夜と、ひょんなことから家族のふりをすることになった辰五郎の旅がはじまる。一方その頃、江戸の暗黒街に知らぬ者はいないと言われる殺し屋で借金取りの菊佐とその駄子分・六助が辰五郎を追う…。

 お伊勢参りの中でも、60年に一度の「おかげ年」に行う「おかげ参り」に突如参加することになった金なし、運なし、人徳なしの“ダメ男”辰五郎役を演じる丸山は「僕は2007年以来の時代劇出演なのですが、関ジャニ∞で今開催している47都道府県ツアーも同じ2007年以来なので、運命的なものを感じています。そして今、伊勢神宮は盛り上がりを見せていて、とてもタイムリーですし、そういった全てのタイミングが奇跡的に重なったドラマだと思います」と心境をコメント。

 辰五郎のキャラクターについては「人がみんな持っている弱さや見栄っ張りさなど、本来あまり見せたくない部分が剥き出しなんです」と説明。「なので、撮影のその瞬間にその場で生まれた感情をそのまま素直に映像に残していきたいですね。本木監督と脚本の土橋さんという“匠”たちから自分の役割を持たせていただけて、とても光栄ですので、お二人の安心感のある胸を借りて、シーンを重ねるごとに自信を掴んでいきたいです!」と抱負を語っている。

 原作者の土橋は「主演の丸山隆平さんなら、ダメ人間だけど陽気で情が深いキャラを面白く演じてくれると思います」、本木監督は「主演の丸山隆平さんには、持ち前の万人を陽気にする演技力で、主人公・辰五郎に降りかかる苦難を軽快に乗り越えてくれることを、楽しみに期待しています」とそれぞれ丸山に期待のコメントを寄せている。

 『連続ドラマW 大江戸グレートジャーニー ~ザ・お伊勢参り~』は、WOWOWにて2020年放送。