IGN JAPAN ゲームオブザイヤー2019 今年のベストゲームTOP 10

引用元:IGN JAPAN
IGN JAPAN ゲームオブザイヤー2019 今年のベストゲームTOP 10

2019年を振り返ると、海外のAAAタイトルが少ない分、魅力的な国産タイトルやインディーゲーム、それから突然に発売したサプライズヒットもあった。アドベンチャーゲームからFPSまで、それぞれのゲーマーの趣向にあった作品は何かしらあったはずだ。12月13日は部門別のアワードを発表したが、今日はIGN JAPANが考える2019年のベストゲームTOP 10をランキング形式で紹介しよう。

「GOTY 2019」画像・動画ギャラリー

始める前に、IGN JAPAN GOTY 2019の対象範囲と注意点を再度確認してほしい。

2018年12月1日~2019年11月30日に発売されたゲームが対象
2018年のゲームであっても、12月発売のタイトルは対象となり、これらには『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』や『JUDGE EYES:死神の遺言』などが含まれる。
海外のゲームはローカライズ版の発売日を基準とする
例えば、今年日本語版が正式発売した『Cuphead』や『ナイト・イン・ザ・ウッズ』が対象となる。だが『Indivisible』のように期間内に日本語が追加されたが、公式にアナウンスされていないものは除外する。
日本語版が存在するゲームのみ
残念ながら日本語版のリリースが対象期間外である『CONTROL』や、まだ日本語版が存在しない『Disco Elysium』などは対象外となる。
選出・結果はIGN JAPANのチーム全体で考えてものであり、レビューのスコアと一致するとは限らない

10. Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー

『Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー』は技術的な問題も少なくないが、約10年ぶりの「スター・ウォーズ」のシングルプレイタイトルであるだけでなく、実に素晴らしいゲームであるし、とにかく「スター・ウォーズ」らしさにあふれていた。
映画シリーズの、これまで掘り下げられなかった時期を題材にしたストーリーも秀逸で、巧みな演技によるカットシーンや興味をそそる環境ストーリーテリングを通して描かれる。ライトセーバーによるバトルは『DARK SOULS』の影響が色濃いが、初心者にもプレイしやすく、それでいて決して単純ではないし、フォースの力も新鮮味を加えている。もちろん、BD-1という可愛らしい相棒も忘れてはならず、「スター・ウォーズ」の歴史に残るドロイドとなるだろう。――ダニエル・ロブソン
9. 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL

対戦アクションゲームとして長い人気を博している「大乱闘スマッシュブラザーズ」シリーズ最新作、『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』。1作目にあった「ニンテンドウオールスター!」という枠組みをすでに越え、「ゲームオールスター!」と言わんばかりのファイターの豊富さに驚かされる。対戦における細かな部分にまでブラッシュアップを施しつつも、ゲームが大好きなユーザーへ向けてさまざまな”ネタ”が仕込まれた大型アドベンチャーモード「灯火の星」も搭載。現在も継続的なアップデートによりバランス調整をはじめ、オフライン・オンラインともに機能の追加や、DLCとしてユーザーの予想を上回る新規ファイターたちが素晴らしいクオリティで登場している。シングルプレイもマルチプレイも非常に満足度の高い、そしてゲームへの愛に満ち溢れている対戦アクションゲームだ。――伊藤ガブリエル
8. Baba Is You

『倉庫番』のように単語を入れ替えることでルールが変化するパズルゲーム、それが『Baba Is You』である。変えられるルールは多岐にわたり、「Wall Is You」という文章を作れば操作する対象が壁に変化するし、「Wall Is Baba」にしてしまえばすべての壁が主人公であるBabaになってしまうのだ。このように非常にインパクトのあるゲームだが、極めて論理的な作品でもある。ルールを変えればすべての物事はそのとおり動くわけで、ステージをクリアするためには筋の通った論理が必要となる。それこそプログラムを組むかのようなパズルに挑める『Baba Is You』は、ビデオゲームだからこそ表現できる作品なのだ。――渡邉卓也
7. Apex Legends

本作は「またバトルロイヤルか」という空気のなか登場したゲームながらも、大人気になった 。