梅宮アンナは憔悴 14日梅宮辰夫さん密葬も取材対応は心境次第か

引用元:スポーツ報知
梅宮アンナは憔悴 14日梅宮辰夫さん密葬も取材対応は心境次第か

 俳優の梅宮辰夫さん(享年81)が慢性腎不全で死去してから一夜明けた13日、遺体が安置されている都内の葬儀会社には親交のあった友人が弔問に訪れた。14日には都内の斎場で親類とごく親しい関係者で密葬が営まれるが、長女でタレントの梅宮アンナ(47)は憔悴(しょうすい)しており、報道陣の前でコメントできるか不透明という。

 関係者によると、アンナはショックが大きく、斎場で取材対応するかは決まっていないという。カメラの前で父との思い出を語るのかは、その時の心境次第となりそうだ。

 アンナはこの日朝、インスタグラムに8枚の写真を掲載。若き日の梅宮さんと親子で釣りを楽しむ写真や旅行先でのワンシーンを公開した。12日深夜にブログで「きちんと、理路整然と話すには、少し時間が必要だと思いました。少しだけ時間を頂けると幸いです」と心境をつづっていた。

 この日、梅宮さんの妻・クラウディアさん(75)と事務所関係者が弔問客に対応した。前日は憔悴しきっていたクラウディアさんは徐々に落ち着きを取り戻し、友人たちと梅宮さんの思い出を語り合い、別れを惜しんだ。アンナは別の場所で密葬の準備を進めていたとみられる。

 密葬が行われる斎場は、17年に死去した親友の松方弘樹さん(享年74)の密葬も行われた。梅宮さんは親友と同じ場所から天国へと旅立つ。通常の葬儀では喪主が遺族の代表として取りまとめを行い、あいさつするが、今回は密葬のため特に喪主は設けず、弔辞なども予定していないという。また、お別れの会が後日、予定されている。

 ◆“遺作”著書が増刷

 梅宮さんの“遺作”となった著書「不良役者 梅宮辰夫が語る伝説の銀幕俳優破天荒譚」(税抜き1500円)を20日に発売する双葉社はこの日、12日朝の訃報を受け、全国の書店から注文が殺到して6000部の増刷を決定した。同社の担当者は「新聞、テレビなど30社以上からの取材、問い合わせがあり、反響の大きさに驚いています」と語った。

 ◆テレ朝「只野仁」14日に追悼放送

 テレビ朝日はこの日、梅宮さんを追悼して14日にドラマ「特命係長 只野仁スペシャル」(後1時)を放送すると発表した。梅宮さんは主人公の只野仁(高橋克典)に特命を与える黒川会長を演じる。2005年8月に放送されたもので、当初は別のドラマの再放送を予定していたが、差し替えた。

報知新聞社