J・J・エイブラムス、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』でのライアン・ジョンソンの「型破りなアプローチ」に言及

引用元:IGN JAPAN

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』と『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』で監督を務めたJ・J・エイブラムスが、ライアン・ジョンソンの『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』でのアプローチに言及した。
The New York Timesのインタビューでエイブラムスは『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』でのジョンソンの選択に対して複雑な心境である様子を見せ、「驚きと、予想を裏切る展開、そして多くの大胆な選択でいっぱいだった」と述べた。
「その一方で、」とエイブラムスは続けた。「この作品はストーリーに対して、ちょっとしたメタ的なアプローチを取っていた。『スター・ウォーズ』を観にいく人は、『これは本当は重要じゃないんだよ』とは言われたくないと思う」

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最終的にエイブラムスは『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』が『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』を構成するのに役立ったと結論付け、「他方へ動くためには、まずは一方向への振り子の揺れが必要だと感じるストーリーだ」と語った。
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の出演者たちも作品に対して複雑な感情を持っており、ジョン・ボイエガは「少し問題があった」と感じることもあったと語っていた。マーク・ハミルにおいてはルークについて意見の食い違いがあったが、最終的にジョンソンはルークにとって正しい選択をしたと納得していた。
このインタビューでエイブラムスは「スター・ウォーズ」シリーズへの愛着があるという理由に加え、素晴らしい結末を作り上げるというプレッシャーがあるために映画の製作を断ったことについても述べ、「実は僕には得意なものがないと思っているんだけど、物語の始め方は知っているんだ。でも物語を終えるっているのは難しいね」と語った。

最新作にファースト・オーダーのリーダーであるプライド忠誠将軍役で出演するリチャード・E・グラントも、エイブラムスの仕事の大きさについて言及しており、一部のファンにゲーム・オブ・スローンズ症候群を引き起こすリスクがあると話していた。

Hope Corrigan