梅宮辰夫さん、最後の演技で語った言葉…「あぁ昭和の役者はいいなと思っていただきたいですね」…「モーニングショー」が伝える

引用元:スポーツ報知

 13日放送のテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・前8時)で、映画「不良番長シリーズ」「仁義なき戦い」などに出演した俳優の梅宮辰夫(うめみや・たつお、本名・辰雄)さんが12日午前7時40分、慢性腎不全のため神奈川県内の病院で死去したことを報じた。81歳だった。

 番組では、今年7月に撮影した梅宮さんが出演した同局系ドラマ「やすらぎの刻~道」の出演シーンのメイキング映像と7月16日放送のシーンを放送した。

 梅宮さんは撮影後に脚本の倉本聡さんについて「相変わらず倉本さんの台本だな、セリフだなと思いましたのが、独特なんですよ彼のセリフは。形容詞が一番後にきたりね。“あぁ花だ、きれいだな”、ってのが一番最後に来る。形容詞が一番、後ろに来るからセリフが覚えにくいんです」と笑顔を浮かべていた。

 さらに、同ドラマの出演に「番組が始まった頃、家内に言われて、あなたのところに全然オファーがないわねって言われて、でも時代が違うからなって言ってたの。そしたら来たでしょ?やっぱり来たかって」と笑った。

 さらに梅宮さんは「ややこしいことは、ともかくとしてですね。僕を見てですよ、僕を画面で見てね、あぁ昭和の役者はいいなと思っていただきたいですね」と語っていた。

報知新聞社