どうして全部奪うの、モトーラ世理奈が家族失った少女演じる「風の電話」予告解禁

引用元:映画ナタリー

モトーラ世理奈が主演、諏訪敦彦が監督を務めた「風の電話」の予告編がYouTubeで解禁された。

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岩手県大槌町に置かれた“風の電話”をモチーフに、少女ハルが広島から故郷・岩手にたどり着くまでの道のりと心の救済を描いた本作。東日本大震災で家族を失ってから広島に移り住んだハルをモトーラが演じた。

震災から8年経ち日常を取り戻しつつあったハルだが、ある日突然、伯母が倒れてしまう。予告には行き場のない怒りや悲しみを抱えたハルの「どうして全部奪うの」「私の家族、津波で流されたんです」といったセリフも。彼女は旅の中でさまざまな人々に出会い、風の電話へと導かれていく。

三浦友和が豪雨被害にあった広島で年老いた母と暮らす公平、西島秀俊がハルと同じく震災で家族を失った森尾、西田敏行が故郷・福島の景色に思いを馳せる今田を演じた。そのほか渡辺真起子、山本未來、占部房子、池津祥子、石橋けい、篠原篤、別府康子もキャストに名を連ねている。

「風の電話」は1月24日より全国ロードショー。

(c)2020映画「風の電話」製作委員会