福士蒼汰、“家族”と主演ドラマ撮了「少し成長できたのかな」

引用元:オリコン

 俳優の福士蒼汰が、きょう13日に最終回を迎えるTBS系連続ドラマ『4分間のマリーゴールド』(後10:00)を、“家族”役の菜々緒、横浜流星、桐谷健太らとともにクランクアップした。福士は「これまで主役として出演したドラマ作品の中でも、今回ほど悩み、葛藤した作品はありませんでした」と打ち明けながら「(自身が演じた)みことと同じように悩んできたことで、自分も少し成長できたのかなと思います」と手応えをにじませた。

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 最初に撮了したのは、福士、横浜、桐谷。深刻なシーンではあったが、最後の「カット」がかかった瞬間、3人は安堵のこもった笑顔を浮かべた。「死の運命」が視(み)える救急救命士という難役に挑んだ福士は、主演作の完走に「何より花巻家の家族の存在が一番大きかったと思います。そして、スタッフの皆さんが温かく見守ってくださったことで、安心してお芝居ができましたし、自分も恩返ししていきたいなと思える作品でした。ありがとうございました!」と感謝を込めた。

 また、みことら花巻家の末っ子で料理担当・藍を演じた横浜は「皆さんのおかげで毎日が楽しく、自分をさらけ出すことができました」と笑顔を見せ、「おいしいごはんが食べたい時は、いつでも僕を呼んでください(笑)」と“料理男子”という役柄にちなんで茶目っ気たっぷりにコメント。

 父親のように兄弟を見守る長男・廉を演じた桐谷は、「すごくいい空気の中でお芝居をすることができました」と語り、「たまにふざけ過ぎて、“引き戻さないと”という時もありましたけど(笑)、それも含めていい経験になりました」と家長としての達成感を味わっていた。

 最後は、菜々緒の撮影終了を先にクランクアップした3人が見守ることに。紅一点として清純派ヒロイン・沙羅を演じた菜々緒は「とても温かくて居心地の良い現場でした。花巻家の兄弟に支えられて、本当に楽しい3ヶ月でした」と締めくくると同時にオールアップ。現場には歓喜の声と拍手が響き渡り、ここまで“家族”として支え合ってきた4人は最後にそれぞれ固いハグを交わし、共に完走した喜びを分かち合っていた。