「やめとけ、おまえは地味な顔」梅宮さん、高橋克典の芸能界入り反対しながらも『守ってくれた』

　テレビ朝日系ドラマ「特命係長　只野仁」で梅宮さんと共演した高橋克典（54）は12日、東京・渋谷区のアイビーホールで会見し「夏ごろ、俺はどれぐらい生きられるか、わからないけど、ビビってない。好きに生きる、と話してました。朗らかで、やさしく、大きな人でした」などとしのんだ。

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　高橋の祖母と梅宮さんの母親が姉妹関係にあり、高橋も幼少期から梅宮さんと家族ぐるみの付き合いがあったという。10月末に都内で営まれた高橋の母親のお別れ会にも梅宮さんは参列した。

　高橋は「自分の体もつらかったと思いますが、来てくれたんです…。俺はまだ生きるぞ、と言っていたんですが…」と最後になった梅宮さんとのやりとりを振り返った。

　主演した「特命係長――」では梅宮さんと15年共演した。「痩せて撮影現場に来たことがあり、スタッフも心配していたんですが、本番になると長いせりふも全部入っていてNGもなし。俳優としての意地を見ましたし、最後まで俳優としての美学を失わなかったと思います」と話した。

　芸能界に入るにあたって、高橋は梅宮さんに相談したが、梅宮さんは「やめとけ、おまえみたいな地味な顔は絶対ダメだ」と一蹴されたという。「でも、僕が芸能界で仕事を始めてからは、いろいろ守られたな、と感じることが多かったです」と梅宮さんの陰ながらの応援に感謝した。

　また、梅宮さんの長女のアンナ（47）やクラウディア夫人の様子については「アンナもクラウディアさんも言葉が出ないほど本当に悲しんでいます。こらから大変でしょうが乗り越えてほしい」と話した。