「エヴァ」に「約ネバ」「えんとつ町のプペル」も!東宝の2020年ラインナップを一気にチェック<写真28点>

引用元:Movie Walker

日本中を感動に包み込んだ『STAND BY ME ドラえもん』(14)の待望の続編『STAND BY ME ドラえもん 2』(2020年8月7日)の公開が発表された12日、あわせて東宝の2020年公開作品ラインナップが一挙に発表された。

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まずは『STAND BY ME ドラえもん 2』と同じく「ドラえもん」の誕生50周年を記念した作品として公開される、春休みの定番「映画ドラえもん」の最新作『映画ドラえもん のび太の新恐竜』(2020年3月6日公開)。シリーズ最高の興行収入を記録した『のび太の宝島』(18)の今井一暁監督と脚本の川村元気のコンビに主題歌はMr.Childrenと、まさに50周年にふさわしい豪華布陣に大きな注目が集まっている。

また7年連続でシリーズ最高の興行収入記録を更新しつづけている「名探偵コナン」シリーズは、絶大な人気を誇る赤井秀一をメインキャラクターにした『名探偵コナン 緋色の弾丸』(2020年4月17日公開)で悲願の興行収入100億円の大台をねらう。そして今年、記念すべきシリーズ1作目をフル3DCGでリメイクした『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』が大きな話題を集めた「劇場版ポケットモンスター」の最新作は完全新作として2020年7月10日(金)から公開。

その他のアニメ作品では、「ラブライブ!」の京極尚彦が監督を務める「映画クレヨンしんちゃん」シリーズの第28作『映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』(2020年4月24日公開)、咲坂伊緒の人気コミックを実写とアニメの両方でそれぞれ映画化する『思い、思われ、ふり、ふられ』(アニメ映画版は2020年5月29日公開、実写版は2020年8月14日公開)、日本アニメ界のレジェンド・安藤雅司がメガホンをとる『鹿の王』(2020年9月18日公開)。そして、待望の『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が2020年6月の公開を予定している。

一方、実写作品では今年5月に公開され大ヒットを記録した『コンフィデンスマンJP ロマンス編』につづく劇場版第2弾『コンフィデンスマンJP プリンセス編』(2020年5月1日公開)に加え、綾瀬はるかと西島秀俊が共演する『奥様は、取り扱い注意』(2020年6月5日公開)や福田雄一監督と豪華キャストで贈る『今日から俺は!!劇場版』(2020年7月17日公開)と、人気ドラマの映画化が相次ぐ。

他にも人気シリーズの最新作『カイジ ファイナルゲーム』(2020年1月10日公開)を皮切りに、岩井俊二監督の最新作『ラストレター』(2020年1月17日公開)、高畑充希と山崎賢人共演の『ヲタクに恋は難しい』(2020年2月7日公開)、大ヒット作の続編『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』(2020年2月21日公開)、大型メディアミックスで繰り広げられるプロジェクトの劇場版第2弾『貴族降臨 -PRINCE OF LEGEND-』(2020年3月13日公開)。

さらには人気脚本家・遊川和彦がメガホンをとるラブストーリー『弥生、三月 -君を愛した30年-』(2020年3月20日公開)や中島みゆきの珠玉の名曲をモチーフに描かれる『糸』(2020年4月24日公開)、司馬遼太郎の国民的ベストセラーを岡田准一主演で映画化した『燃えよ剣』(2020年5月22日公開)、長野五輪の秘められた実話を映画化した『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』(2020年6月公開)、二宮和也と妻夫木聡が共演する『浅田家!』(2020年10月2日公開)と話題作・注目作が目白押し。

また年末には、福田雄一監督が独自の解釈で挑む歴史エンターテインメント『新解釈・三国志』(2020年12月公開)や、アニメ版も人気を博した大ヒットコミックを実写映画化する『約束のネバーランド』(2020年12月公開)、キングコング西野亮廣のベストセラー絵本を映画化した『映画 えんとつ町のプペル』(2020年12月公開)も待機。これらの続報も楽しみだ。

さらに小栗旬と星野源の共演でベストセラー小説を映画化する『罪の声』や、“東宝グローバルプロジェクト”としてハリウッドと共同製作される『モンスターハンター』や『GODZILLA VS. KONG(原題)』も2020年の公開が予定されているほか、2021年の公開作として庵野秀明と樋口真嗣のタッグでウルトラマンを描く『シン・ウルトラマン』や高校生アスリートが戦国時代にタイムスリップする人気漫画を実写化する『ブレイブ -群青戦記-』も。

2019年は新海誠監督の『天気の子』(公開中)をはじめ、洋画邦画、実写やアニメを問わず大ヒット作が相次いだ日本の映画界。新たな10年の幕開けとなる2020年も、先頭を走り続ける東宝のラインナップから目が離せない!(Movie Walker・文/久保田 和馬)