俳優の山下真司(67)が12日、ドラマ『スクール☆ウォーズ』(1984年)で共演し、同日朝に81歳で亡くなった梅宮辰夫さんへ追悼コメントを寄せた。
所属事務所を通じ「昭和の大スターは面倒見が良く、稀代の大食漢 そして酒も強かった。そんな豪快な梅宮さんが逝ってしまった。最後まで最強のオヤジだった。御冥福をお祈りします」と梅宮さんをしのんだ。
梅宮さんは12日午前7時40分、慢性腎不全のため神奈川県内の病院で亡くなった。所属事務所によると、葬儀は近親者のみで執り行う。
1938年、旧満州・ハルビン生まれ。58年、東映のニューフェイス5期生に合格。翌年映画『少年探偵団 敵は原子潜航挺』で主演デビュー。68年から主演する映画『不良番長シリーズ』が好評となり、70年代には『仁義なき戦い』シリーズや『帝王シリーズ』を成功させ個性派俳優としての地位を確立。
以降もヤクザ映画、東映Vシネマの大御所として200本を超える映画に出演したほか、『スクール☆ウォーズ』『はぐれ刑事純情派』『特命係長 只野仁』などテレビドラマ、バラエティー番組でも親しまれた。
昨年9月に前立腺がん、今年1月に尿管がんの手術を受けており、これまで6度ものがん闘病を繰り返し復活を遂げてきた。
山下真司、梅宮辰夫さんしのぶ「最後まで最強のオヤジだった」 『スクール☆ウォーズ』で共演
引用元:オリコン