丸山茂樹「プレジデンツカップ」の魅力を語る! 注目の選手は…

引用元:TOKYO FM+

プロゴルファーの丸山茂樹がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「英語のアルク presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY」。12月7日(土)の放送は、12月12日(木)からおこなわれるアメリカPGAツアー「プレジデンツカップ」について語りました。

【写真を見る】パーソナリティの丸山茂樹

◆勝敗を分けるポイントは?

米国選抜と世界選抜による2年に一度の対抗戦「プレジデンツカップ」が、12月12日(木)~12月15日(日)の4日間にわたり、オーストラリアのロイヤルメルボルンゴルフクラブにて開催されます。

今年、キャプテンをつとめるのは、タイガー・ウッズ(米国選抜)とアーニー・エルス(世界選抜)。そして、日本からは松山英樹が参戦します。これまでの通算戦績は、米国選抜の10勝1敗1分。

世界選抜は大きく水をあけられているものの、世界選抜が唯一勝利した1998年大会と同じロイヤルメルボルンゴルフクラブでおこなわれるだけに、丸山は「まさに松山選手の活躍があれば、記念すべき2勝目も期待できる」と言います。さらには「米国選抜は、砂地で非常に硬いグラウンドにおそらく苦戦するという声もある」とも。

丸山は、世界選抜が勝利した1998年大会に出場し、MVPに選出される大活躍を見せただけに「5戦に出場して全て勝たせていただき、5ポイントをチームに貢献できた。盆と正月が一緒にきたような、僕のゴルフ人生のメモリーのなかでもいい1週間だった」と振り返ります。

その後、2000年大会にも出場し、2013年には副キャプテンをつとめた丸山。「オーストラリアの地というのは、普通の状況ではあまり経験のできないゴルフ場というか、オーストラリア独特のテイストがある。それが意外とアメリカの選手を苦しめたのかなという気がしましたね」と分析しつつ、「我々が戦った1998年大会のときのように、一丸となって戦えば世界選抜が勝利するチャンスはあるんじゃないか」と期待を寄せます。

とはいえ、「今大会の米国選抜は、これまでの歴史のなかでも非常に強いチーム」と高評価したうえで、「米国選抜の盲点は、ダブルスが得意ではない。だから『ライダーカップ』でもヨーロッパの選抜チームに簡単に負けてしまった。シングルスまでのダブルスの3日間で、いかにポイントを稼ぐか。ここが(勝敗を分ける)大きなポイントになるんじゃないか」とアドバイス。