『PRODUCE 101 JAPAN』デビューJO1、まずは国内で足元固め センター豆原一成「全員で力を合わせる」【全メンバーコメントあり】

引用元:オリコン

 視聴者がボーイズ/ガールズグループのデビューメンバーを投票で決める韓国の音楽専門チャンネルMnetの人気オーディション番組『PRODUCE 101』の日本版『PRODUCE 101 JAPAN』特番が11日にTBSで生放送。番組内で発表されたグループ名・JO1としてデビューする最終メンバー11人が意気込みを語った。

【動画】『PRODUCE 101 JAPAN』デビュー 意気込みを語る”JO1”メンバー

 総得票数は324万2751票。うち28万1583票を集め、1位を勝ち取った豆原一成(まめはら・いっせい/17)は「今、終わったばかりで気持ちの整理ができていないんですけど…。この11人でJO1としてデビューするので、全員で力を合わせる。これまでにない豆原一成、そして11人を見せていけたらいいなと思っています」と力を込めた。

 圧倒的なダンススキルで番組を通じて1位常連だった川尻蓮(かわしり・れん/22)は最後の最後で2位に(25万6527票)。悔しさを押し殺しながら「やっとスタートラインに立てた。これが終わりじゃなくスタートだと思っている。これから11人を、どうぞよろしくお願いします」とグループでの成長を約束した。

 3位は川西拓実(かわにし・たくみ/20/25万2885票)で「『PRODUCE 101 JAPAN』は、ここで終わってしまいますけど僕たちの未来はこれからスタートだと思う。101人の練習生、全員が輝けるように努力をしていきたいと思っています」と落選したメンバーへの思いを語り、4位の大平祥生(おおひら・しょうせい/19/22万594票)は「最高のメンバーが揃った。僕も成長できるように。そして、この11人がJO1で、もっと成長して新しい姿を見せられるようにしたい」と約束した。

 5日の時点では3位だったが、最終投票で5位となった鶴房汐恩(つるぼう・しおん/19/20万4045票)は「今、デビューメンバー11人が決まってJO1として活動することが決まりました。僕も気持ちの整理がついていないんですけど、これまでにないようなアイドルグループを目指しているので11人を、どうぞよろしくお願いします」と男性アイドルシーンの新機軸になることを誓っていた。

 プロジェクトリーダーの崔信化氏は「みんな、いい子が揃った。歌もダンスも含めて、うまい人が集まった」とJO1のメンバーについて言及。グローバルな活動を目指すが、まずは日本国内で足元を固める。スキルフルなメンバーが揃ったが、まだプロとして第一歩を踏み出したばかり。「今すぐ世界で通用できないと思う。一人前にならないといけない。今までの素人の準備とプロの準備は全く違う。それに合わせて日本で実力をつけてから」と11人に期待していた。

 日本版プデュとも呼ばれる『PRODUCE 101 JAPAN』は、約6000人の応募者の中から書類・実技の選考を経て101人が合格。デビュー候補生の101人は“練習生”として歌やダンスなどを披露し、さまざまなミッションに挑戦。し烈な競争を勝ち抜いた11人が、2020年にボーイズグループとしてデビューすることが確約されている。すべての過程は、“国民プロデューサー”と呼ばれる視聴者による国民投票で行われた。また、来春にデビューシングル発売、ソフトバンクと広告契約を結ぶことも発表された。