アンタ柴田、コンビでの10年ぶり新作漫才に反省「ネタを作りきれず…」

引用元:オリコン

 お笑いコンビ・アンタッチャブルの柴田英嗣(44)が、11日放送の文化放送『なな→きゅう』(月~金 前7:00)に生出演。先月29日放送のフジテレビ系『全力!脱力タイムズ』で10年ぶりに“コンビ復活”を果たし、今月8日放送の同局系『THE MANZAI2019 マスターズ』では、約10年ぶりの漫才で6分半にわたって新ネタを披露したが「人間性だけでやったネタだから。ネタを作りきれずに申し訳ありませんでした」と反省した。

【写真】コンビ復活!アンタ柴田のツッコミがさく裂した『全力!脱力タイムズ』

 パーソナリティーを務める上田まりえアナから絶賛されると「勘弁してくださいよ」と恐縮しながら「10年間を振り返るっぽい感じのネタで、ただ振り返っても面白くなかったから、漫才の調べにのせてって、結局はふざけただけなんだけど」とぶっちゃけ。「フジテレビの方々に少しだけ怒られましたから。それでも、とりあえず、ああいうところに立てた、楽しく漫才をやれたっていうことで、みなさんに感謝です」と思いを伝えた。

 自身は少しだけ緊張していたというが、相方の山崎の様子を聞かれると「ザキヤマは終始あの感じだから」とうれしそうに報告。「『お笑い界をひっくり返そうぜ』って。そんなこと言うと、また書かれちゃうから。ひっくり返せるわけないんだから」と明るいトーンで語っていた。

 先日の電撃復帰が大きな話題となるなか、山崎弘也と柴田は“漫才の祭典”で本格復帰。特別顧問のビートたけしやMCのナインティナインが見守る前で、ブランクを感じさせないスピーディーで切れのあるネタを披露し、大爆笑を何度も巻き起こした。

 この10年でパワーアップした山崎のボケに対して、キレ味が落ちていないツッコミを浴びせる柴田。「ファンキーでモンキーで…」と柴田のゴシップに絡めたボケを織り交ぜながら、最後までテンションの高い漫才で「M-1グランプリ2004」王者の健在ぶりを見せつけた。漫才を見届けた矢部浩之は「特別な日じゃないですか」と感慨を込め、たけしも「うれしいんだろうね。ブランクがあるからお客さんを探ってる、だけどウケたときのうれしさはスゴいね」と高く評価していた。