歌手ASKA(61)が10日、京都コンサートホールで、全国ツアー「ASKA premium ensemble concert -higher ground-」の初日公演を行った。
今年8月にCHAGE and ASKAからの脱退表明後、初のコンサートとなった。
オープニングでCHAGE and ASKAの楽曲「天気予報の恋人」や自身の楽曲「HELLO」などを披露。「待たせたな」と盛り上げた。
MCでは「いろいろあったっす」と切り出し「ソロもチャゲアスも本来分けなきゃいけない。ある時期から(チャゲアスの曲を)急に歌い出して、いろいろ考えてた」と選曲について説明した。先月20日に発売された10年ぶりのシングル「歌になりたい」も披露した。
ASKAは今年8月25日に、公式サイトなどでCHAGE and ASKAからの脱退を表明。デビュー40周年の節目での脱退だった。ASKAは、ソロとして今後の活動を続けていく中で、デュオの維持についてスタッフらと話し合った結果として「脱退を選択することとなりました。復活を待ち望んでくださった皆様には、とても残念なお知らせとなってしまいましたこと、心よりおわび申し上げます」と説明していた。
今ツアーはASKAバンドとクラシック界の名手による弦楽アンサンブルとの共演。来年3月20日の熊本公演まで14公演を行う。初日の京都公演の開催日である12月10日はASKAが敬愛する坂本龍馬の命日だという。ASKAは「去年の今日も京都でコンサートをやらせてもらった。狙ったわけじゃないんだけど」といい「12月10日、ここからスタートできて光栄です」と話した。
ASKAチャゲアス脱退後初公演「いろいろあった」
引用元:日刊スポーツ