高田延彦、大みそかRIZINは「素人見ても面白い」 ベラトールとの対抗戦も「エキサイティング」

引用元:オリコン

 元プロレスラーでタレントの高田延彦が10日、都内で、大みそかに開催される格闘技イベント『RIZIN.20』(さいたまスーパーアリーナ/フジテレビ系 後6:00~11:45)の囲み取材に出席。RIZINの魅力について高田は「何と言ってもカードの組み合わせの質の高さ。素人が見ても面白い戦いもある。ルールなんか分からなくても、画面を通して『すげえや』と思ってもらえればいい」とし、一人でも多くの人に見てほしいという熱い思いを語った。

【全身ショット】馴染みの「でてこいや~!」を披露する高田延彦

 高田は注目する試合の一つに、キックボクシング特別ルールで行われる神童・那須川天心と、新日本キックボクシング協会のエースでWKBA世界スーパーバンタム級王者・江幡塁の対戦を挙げた。日本軽量級の最強同士のドリームマッチとあり、「個人的には天心選手の色んな可能性を見たい。また塁選手も非常に強いと聞いている」と説明。また今回の試合は那須川選手が得意とするキックボクシングとあり、「RIZINでしか見られない那須川天心のファイティングを見てみたい」と期待を寄せていた。

 愛知県豊橋市の路上から日本のトップファイターへと駆け上がった“路上の伝説”と呼ばれる朝倉兄弟の弟・朝倉海がバンタム級タイトルマッチに挑む。対戦相手は、アンゴラの“暴走王”ことマネル・ケイプ。高田は「どっちが勝ってもおかしくない」と前置きした上で、有名選手との対戦に勝利している朝倉選手がケイプ選手の“ごちそう化”していると強調。「ケイプとしては最高の場面。相当モチベーションが高いと思う。下手すると下手するんじゃないか」と指摘。朝倉選手については「みんなの視線が朝倉に集まる。それをどう突破していくか。その第1弾がケイプだ」と語り、2人の対戦を心待ちにしていた。

 29日には日本の『RIZIN』とアメリカの格闘技イベント『Bellator(ベラトール)』の共同大会も開かれる。両団体の対抗戦などが行われ、メインは元PRIDEヘビー級王者のエメリヤーエンコ・ヒョードルが日本でのラストマッチとして、“狂犬”ファイトで人気を集めたクイントン・“ランペイジ”・ジャクソンと対戦する。イベントについて高田は「異国で魂をそそいだイベントとの共演。それによって誰が一番得をするかというと、目の当たりにするファンが一番得をする。例年とは違うエキサイティングな試合になると思う」と語り、多くのファンの来場を呼び掛けた。