NHK「エール」、初回視聴率で「スカーレット」超え

 俳優、窪田正孝(31)が主演するNHK連続テレビ小説の102作目「エール」(月~土曜前8・0)が30日にスタート、初回平均視聴率が21・2%だったことが31日、ビデオリサーチの関東地区調べで分かった。

 前作「スカーレット」の初回20・2%を上回り、朝ドラ6作連続で初回20%超え。福島県が生んだ昭和の名作曲家、古関裕而(ゆうじ)さんとその妻をモデルに、夫婦二人三脚でヒット曲を生み出す姿が子供時代から描かれる。妻は二階堂ふみ(25)が演じる。

 初回は福島地区で35・9%の高い視聴率を記録した。なお、土曜は1週間の振り返りの内容となる。制作統括の土屋勝裕氏は「初回の原始時代に驚かれた方も多かったと思いますが、夫婦が戦争という悲劇を乗り越え、夢を実現しようと励まし合いながら生きていきます。その姿が視聴者の皆様に『エール』となって届くことを願っています」とコメントした。