これからの時代を生きる「令和の赤ちゃん」のための番組スタート

引用元:オリコン
これからの時代を生きる「令和の赤ちゃん」のための番組スタート

 テレビ東京で4月6日から民放初の赤ちゃん向け番組『シナぷしゅ』(月~金 前7:35~8:00/再放送:月~金 後5:30~5:55※テレビ東京ローカル)のレギュラー放送が始まる。昨年12月に初めて5日連続で放送した際は、これまでの乳幼児向け番組とはどこか違う内容に、視聴者の方々から多くの意見・感想が寄せられたという。レギュラー化に際しても、大人が思う「赤ちゃん番組」の枠にとらわれず、メインターゲットである0~2歳の赤ちゃんのことだけを考えて制作してく。

【写真】トライアル放送でダンスを披露した松丸友紀アナ

 赤ちゃん目線で「見やすい」つくりを徹底し、例えば、赤ちゃんがリアクションをするためのちょっとした間をとるなど、細部にまでこだわりが…。さらに、視聴者から寄せられた意見をもとに、各コーナーもブラッシュアップ。赤ちゃんはハマると何度も見たがる傾向があるため、繰り返しも大切にしつつ、毎週見ても飽きないよう、新しいコーナーも増やしていく。内容は引き続き、東京大学の赤ちゃんラボの監修を受ける。

 朝の放送に加え、夕方午後5時30分からの再放送も決定。シナぷしゅ公式YouTube「シナぷしゅch」、ネットもテレ東、TVer、GYAO、ニコニコ動画での配信も行う。

■番組内容(1日10コーナー程度で構成)

★「はじまりぷしゅ」(リニューアル)
 低月齢の赤ちゃんから楽しめるよう、手遊び要素を取り入れたオリジナルダンス。胎内をイメージした温かなセットの中で、松丸友紀アナウンサーが振り付けしたダンスを5人の子どもたち(7~9歳)が踊る。オーディションで130人の中から選ばれた5人のダンスに注目。お兄さん、お姉さんたちが楽しく踊る姿に、赤ちゃんの体も思わず動き出す!?

★新コーナー「うごくもいもい」
 番組を監修する東京大学赤ちゃんラボの開一夫(ひらき・かずお)教授が手掛けた大ヒット絵本『もいもい』のキャラクターを初のTVアニメ化。赤ちゃんが大好きな「もいもい」が動き出す。4月は「もいもいなーんだ」「リズムでもいもい」を放送。

★新コーナー「せかいのいないいないばぁ」
 万国共通の赤ちゃん向け手遊び「いないいないばぁ」。番組メインキャラクターの「ぷしゅぷしゅ」たちが、4月は英語と日本語で「いないいないばぁ!」 ゆくゆくは世界各国の「いないいないばぁ」でテレビの前の赤ちゃんを笑わせる。

★新コーナー「オリジナルソング」
 毎月オリジナルソングを制作予定。4月の歌は「あいうえーお!のうた」。クセになる音楽に乗せて五十音を楽しく口ずさめる歌を制作した。令和の子どもたちの定番ソングになる!?

★新コーナー「ヒカリの森の黒うさぎ」
 光の美しさをテーマにした切り絵アニメーション。主人公・野生のうさぎの森の中での日常と発見を愛らしく描きます。あえてセリフをなくし、音楽と動きだけで物語を表現することで、赤ちゃんの豊かな感性に寄り添います。

★新コーナー「ビリビリ」
 紙をビリビリ破いた先に何がある? 破いてみたい! 壊してみたい! という赤ちゃんの本能的な好奇心を刺激し、想像力を掻き立てる工作コーナー。

★新コーナー「どてっ」
 モノが倒れる映像に「どてっ」「ぱたっ」「バタン」などの声をあて、モノ×声のマッチングを、目と耳で同時に楽しむコーナー。

★「どうぶつ落っちんぐ」
 トライアル時に大反響。音楽に合わせて色んな動物が落ちてきては鳴き声をあげます。何が落ちてくるのか、ぜひウォッチングしてみてください。

★「がっしゃん」
 松丸アナ考案。トライアル時にも放送された。パペットの猫、ひーたん&みーたんが身の回りの「連結(くっつくもの、つながるもの)」を、「がっしゃん」という言葉で楽しく見せる。

★「マンマタイム」(リニューアル)
 新たにコーナーテーマソング「マンマのうた」を制作。歌うのは、『カラオケ☆バトル』でも大人気の歌手・海蔵亮太。ごはんの時間が楽しくなるような歌とリズムで導入し、その日に真似して食べたくなるような離乳食・幼児食の料理の手元動画を見せていく。

★「ABC」
 カラフルなイラストに合わせて、ABCの歌やフォニックス(英語圏の幼児が習う、発音と文字の関係を学ぶ「音声学習法」)を楽しむコーナー。12月にA~Eを放送後、「F以降の続きが見たい!」とのコメントが多く届き、A~Zを見せていく。

★「カタチクイズ」
 丸、三角、四角、見慣れたカタチが組み合わさって、違った姿になるクイズ。

★「スケッチモーション」
 手で描いたイラストが動き出す、魔法のお絵かき。4月のテーマは「乗り物」。

★エンディング「おわりぷしゅ」(リニューアル)
 トライアル時のダンスは、0~2歳には難しすぎたため、今回は、シナぷしゅの世界観を表現する歌詞に沿った内容に。「はじまりぷしゅ」と同じ5人の子どもたちが、自由で明るい未来を表現する。