“志村組”常連の研ナオコ「どうしよう」、アッコ「才能あふれる人が…」

 国民的人気を誇った志村けんさんの訃報に接し、芸能界から悼む声が相次いだ。「バカ殿様」など多くのコントで共演してきた歌手、研ナオコ(66)は「けんちゃん、駄目だった」と突然の訃報に落胆した。お笑い、音楽、演劇など幅広い分野で活躍した志村さんらしく、数えきれない芸能人がSNSなどで故人への感謝や愛のメッセージを寄せた。

 フジテレビ系「志村けんのバカ殿様」や「志村けんのだいじょうぶだぁ」などで志村さんと共演してきた研は、ツイッターで悲しみに暮れた。

 「8時だョ!全員集合」の頃からコントで志村さんと夫婦を演じることも多く、“志村組”の常連だっただけに、「けんちゃん、駄目だった(涙) どうしよう、、..」と衝撃の大きさを吐露。「今は何も考えられません。けんちゃんと、もう会えなくなっちゃう、悲し過ぎて、あり過ぎる想いが整理できません。一緒に仕事が出来て幸せでした。ありがとう…」と故人を悼んだ。

 志村さんがザ・ドリフターズの正式メンバーになる前からの付き合いだった歌手、和田アキ子(69)は文書でコメントを発表。以前から「志村」と呼んでいたとし、「当時、志村はコーヒーを楽屋で売っていて、毎回それを買ってあげると物凄く喜んでくれました」と若手時代の秘話を述懐。「とにかく静か~に寡黙に飲むんですよ」と一緒にお酒を飲んだときの素顔も紹介し、「また1人、才能あふれる人が亡くなってしまいました」と悼んだ。