志村早すぎるよ…ドリフターズ最年少の死に3人悲痛

引用元:日刊スポーツ
志村早すぎるよ…ドリフターズ最年少の死に3人悲痛

ザ・ドリフターズのメンバー加藤茶(77)仲本工事(78)高木ブー(87)が30日、新型コロナウイルスによる肺炎のため亡くなった志村けんさんへの追悼コメントを所属事務所のホームページで発表した。あまりにも突然で、早すぎる最年少だった盟友の死に、3人は悲痛な思いを吐露した。

【写真】三味線の練習をする志村けんさんらドリフターズ。手前はリーダーのいかりや長介さん(1975年4月28日撮影)

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TBS系「8時だヨ! 全員集合」はもちろん、その後も同局系「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」など、ドリフターズの中でも最も志村さんと多くの時間を過ごしてきた加藤はショックを隠せなかった。「ドリフの宝、日本の宝を奪ったコロナが憎いです」と胸中を吐露、「皆さんも身近に感じて、気を付けてくださるようお願い致します」とファンに呼び掛けた。

また、仲本は「ドリフも順番に逝く歳になったとは思ったけど、一番若い志村が長さんの次になるとは、…。非常に悔しいです」。高木は「志村早すぎるよ、俺より先に逝くなんて」とし「3年前に、久しぶりにドリフでコントやった時、『高木さんも80歳過ぎて、頑張ってるんだから、自分も頑張らなきゃなぁ』って言ってたよね。また一緒にコントやりたかったのに」と明かし、最年少の志村の死に無念さを漂わせた。

ザ・ドリフターズのメンバー5人のうち、最年長だったいかりや長介さんは04年3月に死去したが、グループは解散せずにそれぞれで活動を続けてきた。解散しない理由はメンバー同士の強い絆があったからだという。仲本は18年の日刊スポーツのインタビューで「解散なんて考えたことない。メンバーの年齢差があるら、みんな自分の役割を分かっている。それが長続きの秘訣(ひけつ)」と語っていた。