山田洋次監督が追悼コメント「志村けんさんは日本の喜劇の世界の宝」…初主演映画「キネマの神様」の撮影予定だった

引用元:スポーツ報知
山田洋次監督が追悼コメント「志村けんさんは日本の喜劇の世界の宝」…初主演映画「キネマの神様」の撮影予定だった

 映画監督の山田洋次氏(88)が30日、タレントの志村けん(本名・志村康徳)さんが29日午後11時10分、新型コロナウイルスによる肺炎のため入院していた都内の病院で亡くなったことを受け、追悼コメントを発表した。

 志村さんは、今月下旬から山田監督が手がける「キネマの神様」の撮影に入る予定だった。松竹映画100周年の記念作で、志村さんにとって初主演映画を飾ることになっていたが、闘病に専念するため、26日に出演辞退を決断していた。

 【山田監督のコメント】

 「キネマの神様」の出演辞退でがっかりしていた僕にとって、言葉を失うほどの衝撃です。志村けんさんは日本の喜劇の世界の宝でした。その存在がどれほど貴重だったかを、彼が少しでも自覚して健康に留意してくれていたら、と彼の早死が口惜しく、残念で残念で仕方ありません。 報知新聞社