志村けんさん死去　新型コロナウイルスで闘病中も…

　［映画.com ニュース］　タレントの志村けんさん（本名・志村康徳）が、新型コロナウイルスによる肺炎のため3月29日午後11時10分、都内の病院で死去したことがわかった。70歳だった。

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　志村さんは3月17日に発症。19日に発熱と呼吸困難の症状が出たため、20日に訪問診察を受けた際、医師から重度の肺炎と診断されたため、都内の病院に緊急入院。23日に新型コロナウイルス検査で陽性と判明し、治療を受けていたが、そのまま帰らぬ人となった。

　山田洋次監督の最新作「キネマの神様」に菅田将暉とのダブル主演するはずだった志村さんだが、入院後の3月26日に所属事務所と配給の松竹の連名で、出演辞退を発表していた。「鉄道員（ぽっぽや）」以来、21年ぶりの映画出演（実写作品）となるはずだった。