新型コロナウィルス

引用元:ELLE ONLINE
新型コロナウィルス

新型コロナウィルスによるパンデミックが拡大するなか、 一般人はもちろんセレブリティも外出を制限され、海外では、ホームレスの人々に部屋を用意するホテルも続出し、拡大を防ぐために各業界がベストを尽くしている。それはファッション業界も同じこと。多くのブランドやデザイナーが医療関係者への援助を発表した。どのブランドがどのような援助を行っているかをレポート。 新型コロナウィルス(COVID-19)にどう立ち向かう? ファッションブランドの対応 photo : Getty Images

「プラダ」:医療用オーバーオールとマスクを製造

2020年3月18日(水)より、イタリアのトスカーナ州からの要望に応え、同社の工場にて8万着もの医療用オーバーオールと11万枚のマスクを製造。 新型コロナウィルス(COVID-19)にどう立ち向かう? ファッションブランドの対応 photo : Getty Images

LVMHグループ:4000万枚のマスクを調達

手指消毒剤を大量生産し、フランスの保健当局とパリ公立病院連合に無料で提供したLVMHが、現在4000万枚もの医療用マスクを調達していることを明かした。

「グローバルな流通のおかげもあり、LVMHは中国の業者への注文を確保し、1000万枚のマスクが近々届く予定です。この注文は4週連続で続きます(合計で4000万枚)」と公式コメントを出した。 新型コロナウィルス(COVID-19)にどう立ち向かう? ファッションブランドの対応 photo : Getty Images

インディテックス: 医療用マスクを寄付

「ザラ」などのブランドを傘下に持つインディテックスは、同社の工場や物流を駆使して1万枚の医療用マスクをスペイン政府に寄付。さらに30万枚もの医療用マスクを寄付する予定だという。 新型コロナウィルス(COVID-19)にどう立ち向かう? ファッションブランドの対応 photo : Getty Images

ケリンググループ:感染保護具の製造

「サンローラン」や「バレンシアガ」を傘下に持つケリング社は、ヨーロッパ全土の医療スタッフに提供するための感染保護具を作る予定だと発表。

さらに同社は300万枚もの医療用マスクをフランスに寄付し、「サンローラン」と「バレンシアガ」は早急に医療用ユニフォームの製造に取り掛かっており、「グッチ」は110万枚の医療用マスクと55,000着の医療用オーバーオールをイタリアに寄付するという。 新型コロナウィルス(COVID-19)にどう立ち向かう? ファッションブランドの対応 photo : Getty Images

「ラルフ ローレン」:1,000万円を寄付

「ラルフ ローレン」はコロナウィルスで苦しむ人々を援助するために1,000万円を寄付することを発表。このお金は緊急援助財団やWHOのCOVID-19連帯対応基金などの機関に寄付される。

プレスリリースのなかで「今こそお互いを支え合うことが私たちのミッションです」と助け合いが必要だと語った。