木村拓哉&及川光博、15歳からの相談に“老後”を意識!? 「僕とたっくんはあと20年したら老後が来るんだよ

引用元:TOKYO FM+
木村拓哉&及川光博、15歳からの相談に“老後”を意識!? 「僕とたっくんはあと20年したら老後が来るんだよ

木村拓哉が親交のあるゲストを迎え、人生をしなやかに生きていく様や、ゲストの秘めた魅力や強さに迫るTOKYO FMの番組「木村拓哉 Flow supported by GYAO!」。3月のゲストには、歌手で俳優の“ミッチー”こと及川光博さんが登場。3月22日(日)の放送では、リスナーからのメッセージに答えたほか、及川さんにとっての“人生の1曲”を教えてもらいました。

◆どうすればメンタルが強くなる?

<リスナーからのメッセージ>
「私は部活でバスケをやっています。小学校のときからやっていたので高校に入って入部してから、先輩のなかに1人だけ1年生として混じって試合に出ています。3年生が引退する前は、3年生がパスを出してくれていたのですが、3年生が引退してからは、全部私頼りでほぼ1人でやっている感じです。頼ってくれるのは嬉しいのですが、頼られてばかりなのはしんどいです。試合に出られない先輩や同級生のためにも自分がやらなきゃ、と思っています。試合に負けるといつも泣くし、自分が失敗したらイライラしてしまいます。こんな私は弱いですか? どうすれば強くなれますか?」(15歳 女性)

このメッセージに、及川さんは「才能があるんだけど、メンタルがやや弱いのかもしれない」と推測。1年生でただ1人レギュラー入りしている相談者のことを、「はっきり言って天才ですよ」と評しつつ、「才能のある人間というのは、得てして孤独」と言います。

そして、「大げさに言っちゃえば、この人は天才なので天才集団に混じる。よりハイレベルなグループに入るといい。でも今は、学校(の部活という環境)だからしょうがない。みんなが同じレベルではない、という現実をちゃんと認識して、我慢するしかない。いつかあなたが伸び伸びと生きていける環境が目の前に現れるんじゃないですか」とアドバイス。

これに木村は、「もしくは、もっとハイレベルなバスケの才能というものが、コートのすべてを埋め尽くしているような(環境の)なかに入ったときに“私、全然じゃん……”というパターンもある」とし、「今は学校のなかで登るところがないぐらいの感じでバスケをやっているけど、(視野を広げてみたら)他の高校だったり、同世代にしてはもっと身長に恵まれていたり、もっと身体能力に長けている女の子がいたりして『それで、できているつもり?』って言うような選手がいる可能性もありますよね」と話します。

及川さんが「せっかくだからその才能を大きく伸ばして、開花させてほしいよね」と続くと、木村は「今は学校のバスケで“我慢”という言葉をミッチーが言ってくれたけど、そのシチュエーションは1つのシチュエーションとして受け入れて全力でやるべきだと思うし、もう1つの手段としては学校以外で、自分の力を十二分に発揮できるようなバスケのコートに立ってみるのもアリかもね。絶対に上を見たほうがいいと思う」と助言します。

さらに及川さんが「友達は友達で才能のあるなしに関係なく、青春を謳歌してほしい」とエールを送ると、「今しかできない経験とか思いとか……もう僕らはそこに戻りたくても戻れない。15歳の可能性ってハンパないから」と木村。その言葉に及川さんも「本当だよ。大事に生きてね」と大きく頷き、「だって、僕とかたっくんはあと20年したら老後がくるんだよ(笑)?」とつぶやくと、木村は大笑い。「これはリアルです(笑)。なので、本当に大切な時間を過ごしてほしいなと思います」と話していました。