TOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」3月26日(木)の放送では、『SCHOOL OF LOCK! 卒業式』を開催。パーソナリティのとーやま校長が、新型コロナウイルス感染拡大防止の影響で学校の卒業式が短縮、中止となってしまった15歳の女子リスナーに直接電話を繋いで卒業を祝いました。――中1から不登校、卒業式には「区切りをつけに」
とーやま校長:中学校3年生の学年だよね? 卒業式はあった?
リスナー:3月3日に、来賓とか無しでありました。
とーやま校長:親とかは?
リスナー:親はいました。
とーやま校長:そうか。卒業式はどうだった?
リスナー:う~ん……私は中1の11月から学校に行けなくなっちゃったんです。なので、中学の3年間にただ区切りをつけに行く日でした。
とーやま校長:これさ、中1の11月に何があったの?
リスナー:部活でトラブルがあって、通えなくなりました。
とーやま校長:そこからは、どうしていたの?
リスナー:そこからはずっと家にいたわけでもなく、フリースクールに行ったりとか高校受験に向けて勉強したり、好きなことをやったりしていました。
とーやま校長:好きなことって、どんなことをやったの?
リスナー:絵を描いたり、夢が声優さんなのでその夢に近づくために、いろいろとやっていました。
とーやま校長:独学で勉強したりとか?
リスナー:そうですね。通ったりもしたし、大会にも出たし……旅もしました。(校長の地元の)北海道にも行ったんですよ。夏だったのにすごく寒かったです。
とーやま校長:そうなんだ! 不登校をしているなかで、なんで旅に行きたいと思ったの?
リスナー:それまで、生活の中で自分が主人公って感じる瞬間が無かったんです。で、北海道って行き先を知らずに行ったんですけど……。
とーやま校長:すごいね。
リスナー:知り合いに連れて行ってもらったんですけど、その中で時の流れに乗っている自分は、どこか主人公でなければいけない、という答えが見つかった気がして……。
とーやま校長:ほう!
リスナー:考え過ぎなくなって、心が楽になりました。
とーやま校長:へぇ~。行ってみるもんだね。じゃあこの旅もそうだし、声優さんになるためにいろんなことをやったり、フリースクールに通ったりとかっていうのは……そういう毎日がいまの自分を作ってくれたわけでしょ?
リスナー:そうですね。そうなります。
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不登校だった中3女子の卒業式 高校生活は「めちゃくちゃ楽しみ」
引用元:TOKYO FM+