22日に最終回を迎えた『テセウスの船』(TBS系)。最終回は平均視聴率19・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好成績をたたき出した。注目されたのがお笑いコンビ、霜降り明星のせいや(27)の鬼気迫る演技。しかし視聴者の目が向けられたのは別の場所だった…。
【写真】IPPONグランプリ初出場に興奮する霜降り明星・せいや
最終回では原作コミックとは異なるストーリーが展開された。犯人の黒幕として浮かび上がったのがせいやの演じる村人の田中正志だったのだ。正体がばれ、鈴木亮平(36)が演じる警察官の佐野文吾ともみ合いになるシーン。せいや演じる正志はナイフを奪われ、押さえつけられる。目をむいた迫真の演技で、押さえつける文吾(鈴木)に「やれるもんならやってみろ!」と迫った正志(せいや)。
相方の粗品も今期、フジテレビの月9ドラマ『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』で真に迫った演技を披露し、SNSで話題を集めたが、せいやもなかなかのもの。
ストーリー的にも、せいやの役回りが意外だったこともあって、ネット上では《ナイフ持ってるせいやさん出た時全身に鳥肌立った》《こんなお芝居ができるなんて凄いと思いました》などと好評だった。
しかし、それよりも大きな声だったのが、とっくみあいの中でせいやが前髪をつかまれると、《前髪はやめてあげて》という悲鳴にも似た書き込みだった。
「せいやは、かつて『アメトーーク!』でも薄毛芸人として出演したほど、前髪がかなり薄いことで知られています。それを無造作にひっぱられていたおかげで、騒然となったのです」と芸能サイト編集者。
しかし、前髪だけでなく、熱演までも薄くしてしまったのが、ハライチの澤部佑(33)だ。
「最後のエピソードシーンで、主人公の心(竹内涼真)の兄役で登場したのです。サプライズ登場で一気に話題をさらってしまいました」と先の芸能サイト編集者。
霜降り明星・せいや『テセウスの船』で熱演も…視聴者の目が向けられたのは“あの”部分
引用元:夕刊フジ