インパルス板倉俊之が自著「蟻地獄」を舞台化、主演は高橋祐理

インパルス板倉俊之が自著「蟻地獄」を舞台化、主演は高橋祐理

インパルス・板倉俊之の長編小説「蟻地獄」が、板倉自身の脚本・演出により7月に舞台化される。

【写真】「蟻地獄」ティザービジュアル(メディアギャラリー他1件)

2012年に発表された小説「蟻地獄」は、闇社会を舞台にアウトローな人々がサバイバルを繰り広げるサスペンス。舞台版では、ダンス&ボーカルユニット・Zero PLANETのリーダーである高橋祐理が、主人公・二村考次郎を演じる。このほかの出演者には、天野浩成、乃木坂46の向井葉月、古賀瑠、天津の向清太朗、プロレスラーの飯野雄貴、安川里奈、中野裕斗、三木美加子、近藤廉、迫英雄、中村誠治郎らが名を連ねた。

上演決定に際し、板倉は「作・演出ということで責任は重大ですが、自分の書いた小説が立体化するのは楽しみです。出演者の方々から陰口を叩かれないよう、気を遣いながら演出していきたいです」とユーモアを交えながら意気込みを語った。

公演は7月22日から28日まで東京・シアターサンモールで行われ、チケットの最速先行販売は本日3月28日から4月9日23:59まで受け付けられる。一般販売は5月10日に開始予定だ。

板倉俊之コメント作・演出ということで責任は重大ですが、自分の書いた小説が立体化するのは楽しみです。出演者の方々から陰口を叩かれないよう、気を遣いながら演出していきたいです。

高橋祐理コメントこの度、舞台版「蟻地獄」主演・二村孝次郎役を務めさせていただきます、高橋祐理です。
僕にとって今回の作品で2度目の舞台出演となるのですが、まさか僕が舞台の主演を務めさせていただける日がくるとは夢にも思っていなかったので、正直未だあまり実感がありません。この作品を小説と漫画で初めて読んだ時、とても衝撃を受けました。そして原作を知るとより一層深い部分まで見入れる舞台作品になるのではないかなとも強く感じました。是非観劇の際には原作の小説や漫画を事前にご覧いただいてから会場に来てくださったらとても嬉しい限りです。
二村孝次郎に突如訪れた地獄のどん底からどう這い上がっていくのか。そんな孝次郎の姿を演じるのがとても楽しみです。「蟻地獄」ファンの皆様、そして日頃僕を応援してくださっている皆様、全ての方々の期待に応えられるよう、精一杯挑んでいきたいと思いますので、これから応援の程宜しくお願い致します。

天野浩成コメント初めまして。宮内役を演じさせていただきます天野浩成です。原作の小説や漫画のファンの方、この舞台で「蟻地獄」という作品を観て下さる方、皆さまに楽しんで頂ける作品になるよう自分に出来る精一杯の宮内を演じたいと思います。僕自身も今から板倉さんが書いて下さる台本、そして演出がとても楽しみです。劇場で皆さまにお逢い出来ることを楽しみにしております。

向井葉月コメントマフユ役を務めます、乃木坂46の向井葉月です。原作の「蟻地獄」を読み、この物語のような世界を味わうことは一生ないはずなので、舞台として入り込めることがとても楽しみです。この本を読んでいて心踊るのは事態、状況を表す時の板倉さん独特の表現です。板倉さんに台本を書いていただき演出もしていただけるということで今からワクワクしています。今回私が演じるマフユは心に闇を抱えた女の子です。マフユとは正反対の私ですがマフユの心に寄り添い理解し、うまく演じられたらいいなと思います。どうぞお楽しみに!

中村誠治郎コメント今回このお話をいただいて企画書を見させていただいた瞬間に、自分の中で何かビビっとくるものを感じました。それが何なのかははっきりとはわかりませんが、きっとこういうのは何かしら縁があるからそう感じるものだと思っております。自分にこの役をいただいたからには、期待以上のものをお見せできるよう最大限やらせていただきますので、どうか是非劇場に足を運んでいただけると幸いです。

「蟻地獄」2020年7月22日(水)~28日(火)
東京都 シアターサンモール

原作:板倉俊之「蟻地獄」(単行本:リトルモア / 文庫本:新潮社)
脚本・演出:板倉俊之
出演:高橋祐理、天野浩成、向井葉月、古賀瑠、向清太朗、飯野雄貴、安川里奈、中野裕斗、三木美加子 / 近藤廉、迫英雄 / 中村誠治郎 ほか

※高橋祐理の「高」ははしご高、「祐」は旧字体が正式表記。