笠井信輔「うちで過ごそう」ブログでメッセージ

笠井信輔「うちで過ごそう」ブログでメッセージ

 悪性リンパ腫で闘病中の元フジテレビのフリーアナウンサー、笠井信輔(56)が27日、ブログを更新、新型コロナウイルスの感染拡大が進む中、「うちで過ごそう」と書いたメッセージを掲げた。

 無菌室で治療中の笠井は「(昨年12月に)このブログを始めるとき、個人的なことに留めておこうと決めていました」と述懐。「でも、悪性リンパ腫で入院3カ月。白血球の数値が悪いので安全な無菌室で守られているからこそ、(危険にさらされている社会に)何かしなければと思ったんです」と意図を明かした。

 その上で、米女優、エマ・ワトソンやナタリー・ポートマンらが在宅推進のツイッター活動に参加していることを引き合いに「#うちで過ごそう-でツイッターを拡散していただけませんでしょうか。リブログもぜひお願いします」と呼びかけた。

 さらに「お子さん達も『うちで過ごそう』と書いて、楽しいボードを掲げてみてはいかがでしょう。この週末だけでもやってみませんか。それが(出歩くことが多い)若い人たちへの一番良いアピールなのかなと思います。アイドルの皆さんも参加していただけると効果があってうれしいのですが…。今週末をまず乗りきらなければいけないと思います」とつづった。

 続けて「もちろん、売り上げが減っている店舗、劇場、イベント、仕事を失った人々への公的支援も、合わせて急がなければいけません」と政府にも呼びかけた。