新型コロナ陽性の志村けんが主演映画「キネマの神様」の出演辞退を発表

引用元:スポーツ報知
新型コロナ陽性の志村けんが主演映画「キネマの神様」の出演辞退を発表

 イザワオフィスと松竹は26日、新型コロナウイルスに感染し、陽性反応が出た所属タレントの志村けん(70)が、松竹配給の映画「キネマの神様」への出演を辞退することになったと発表した。

【写真】井上公造氏、志村けんの新型コロナ感染「かなり重篤だという情報が…」

 同作品は志村が主演。松竹映画100周年記念作品として山田洋次氏が監督を務め、12月の公開が予定されていた。

 同社の井澤健社長は「今年70歳を迎えた志村にとって、本作品は人生で初の主演映画ということもあり、大きな勇気と強い意気込みで臨んでいました」と説明。「それだけに、山田組の皆様にご心配とご迷惑をおかけすることになってしまい、志村も私どもも大変申し訳なく思っています。そこでこのたび、出演を辞退させていただくことにいたしました。作品のご成功を心よりお祈りするとともに、志村が病に勝ち、いつかまた山田組の皆様と一緒に撮影をさせていただくことを願っています」と続けた。

 松竹の大角正常務取締役映像本部長は「治療に専念いただくことを山田監督も望んでおり、お申し出をお受けすることとさせていただきました。山田組一同、いつかまた志村さんとご一緒できることを強く願っています。そしてなによりも、志村さんが一日も早くご回復されることを、心よりお祈り申し上げております」とのコメントを寄せた。 報知新聞社