TBS 4月スタート「半沢直樹」続編に期待感「テレビの力を発揮したい」

TBS 4月スタート「半沢直樹」続編に期待感「テレビの力を発揮したい」

 TBSの佐々木卓社長が25日、東京・赤坂の同局で定例会見を行い、4月19日にスタートする日曜劇場「半沢直樹」(日曜後9・00)への期待感を示した。

 佐々木社長は「新型コロナウイルス感染拡大で閉塞感が漂っているが、お茶の間にテレビの力を発揮したい」と意気込んだ。

 前作はベストセラー作家・池井戸潤氏の「オレたちバブル入行組」「オレたち花のバブル組」が原作。2013年7月期に放送され、堺雅人(46)演じる東京中央銀行のバンカー・半沢直樹が行内の数々の不正を暴く逆転劇を痛快に描き、視聴者の心をわしづかみにした。最終回の平均視聴率は平成ドラマ1位となる42・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)をマークし、社会現象に。決めぜりふの「倍返し」は新語・流行語大賞の年間大賞に選ばれた。

 続編は「ロスジェネの逆襲」「銀翼のイカロス」が原作。香川照之(54)が演じる東京中央銀行・大和田常務のほか、半沢の妻・花役の上戸彩(34)、半沢と同期の頼りになる情報通・渡真利忍役の及川光博(50)、半沢の前に立ちはだかったオネエ口調の金融庁検査官・黒崎駿一役の片岡愛之助(48)、半沢に東京セントラル証券への出向を命じた頭取・中野渡謙役の北大路欣也(77)らが再登板する。さらに、新キャストとして、敵役に歌舞伎俳優の市川猿之助(44)古田新太(54)江口のりこ(39)筒井道隆(48)賀来賢人(30)今田美桜(23)ら豪華キャストが加わる。