東4局6本場は“カワイイ”の宝庫? 瑞原明奈&沢崎誠の「ん?」な顔にファンほっこり/麻雀・Mリーグ

引用元:AbemaTIMES
東4局6本場は“カワイイ”の宝庫? 瑞原明奈&沢崎誠の「ん?」な顔にファンほっこり/麻雀・Mリーグ

 トップ選手でもなかなかお目にかかれない6本場という状況は、Mリーグにおいて「カワイイ」が生まれる場所のようだ。3月23日に行われたMリーグ2019 朝日新聞セミファイナルシリーズ6日目の1回戦で、U-NEXT Piratesの瑞原明奈(最高位戦)が点数申告の際に一瞬戸惑う仕草を見せたが、本人だけでなく点数を渡したKADOKAWAサクラナイツ・沢崎誠(連盟)に笑顔が見えたことで、ファンがほっこりする場面が生まれた。

【映像】「カワイイ」が起こる東4局6本場

 デジタル思考に支えられた麻雀、普段のかわいらしいルックスと対局時の鋭い眼差しのギャップでデビュー年度から一躍人気選手の仲間入りを果たした瑞原だが、この試合では大苦戦。東4局5本場では、親だったセガサミーフェニックス・近藤誠一(最高位戦)に跳満の1万8000点(+15000点)を振り込み、箱下のラスまで落ち込んでいた。

 直後の東4局6本場、沢崎誠、近藤誠一、さらにKONAMI麻雀格闘倶楽部の前原雄大(連盟)といったレジェンド級雀士からプレッシャーを受ける中、11巡目にタンヤオのみでテンパイ。次巡には捨て牌の状況からアガリへの確率が高そうな三万単騎にチェンジすると、直後に沢崎から三万が放たれた。

 待ち牌チェンジからわずか5秒ほどのことだったためか、瑞原は珍しく牌を倒す際に崩してしまったが「カワイイ」が生まれたのはその直後。アガリ点数の1300点に加え、6本場で300点×6の1800点、計3100点を申告するところだったが、慣れない点数だったか、思わず瑞原は「ん?」といった表情。同じく沢崎も「ん?」とばかりに視線をあげて頭の中で点数計算するシーンが生まれた。

 一連の出来事に、視聴者からのコメントには瑞原に対して「かわいい」といった声が殺到しただけでなく、沢崎に対しても「マムシうれしそう」「前原さん優しいな」、さらには「2人にもニコニコ」と、緊迫した戦いが続くMリーグの中でふいに生まれた“ほっこりシーン”に心を和ませていた。

 なお、この東4局6本場という局面、レギュラーシーズンの11月26日、2回戦でも同様のものがあり、その時はKONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟)が、5200点の出アガリ。5200点+1800点で7000点を申告するところだったが、この時も視線を上げて思わず「ん?」という声が漏れたことで、ファンが「かわいいー」と大喜びしたことがあった。

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。