市川染五郎、映画＆主演＆声優に初挑戦

　歌舞伎俳優、市川染五郎（１４）と女優、杉咲花（２２）が２３日、東京・新宿ピカデリーで行われた５月１５日公開のアニメ映画「サイダーのように言葉が湧き上がる」の完成報告会見に登壇した。

　祖父が松本白鸚（７７）、父は松本幸四郎（４７）という伝統を重んじる歌舞伎の世界で育った染五郎は今作が映画、主演、声優とも初挑戦。「単純に感動した。心が温まるいい作品と演じているときから思っていた」と作品の出来に胸を張ると、杉咲も「元気がもらえる映画。音楽も楽しかったり、全体的にポジティブな作品」と語った。

　当初、この日は試写会の舞台あいさつの予定だったが、コロナウイルスの影響で無観客での会見に変更。会見では、今月２７日に１５歳となる染五郎のために、一足早い誕生日祝いが行われ、スタッフから大好きなマイケル・ジャクソンの“特大ベアブリッ人形”と、劇中で染五郎が演じたチェリー（佐倉結以）が使っているヘッドホンのプレゼントが贈られ、杉咲も特大クラッカーで祝福。染五郎は「（マイケルの）大ファンです。音楽聞くのが好きなので（これを）使いたいです」と喜んだ。