【雪組】望海風斗「舞台に立てて本当に幸せ」千秋楽で1日限りの再開 

 新型コロナウイルスの影響で中止していた宝塚歌劇団の雪組公演「ONCE UPON A TIME IN AMERICA」が22日、東京・有楽町の東京宝塚劇場で再開した。

 2月21日に開幕した同公演は、感染拡大防止のため同29日から3月8日まで公演を中止。10日に再開したが、12日から再び中止していた。

 この日の千秋楽公演で1日限りの再開。雪組トップスター、望海風斗(のぞみ・ふうと)はカーテンコールで「このような状況の中、無事、千秋楽を迎えることができたのは人の思い、人の願い、人の力によるものだと今、心の奥底から痛感しております。本日3月22日にどうしてもみんなで千秋楽を迎え、そして退団者3人の雄姿をファンの方々とともに見届けたい、その願いを今この状況の中でどのようにして叶えたらいいのか、関係者の方々はきっと頭を悩まされ、考え、この決断を下してくださったのだと思います」と感謝した

 続けて「まだまだ感染が収まっていない状況でございますので、これからも引き続き、感染予防に努めていただき、また元気に劇場でお会いできることを楽しみにしております。そして今、本当に言えることは舞台に立てて本当に幸せです。本日は本当にありがとうございました」とあいさつした。

 同所では27日から星組公演「眩耀の谷 舞い降りた新星」「Ray 星の光線」を開く。本拠地の兵庫・宝塚大劇場は27日の花組公演「はいからさんが通る」から再開する。