WOWOW、ドラマ撮影中の火災発生を謝罪 制作は一旦中止「再発防止対応をいたします」

引用元:スポーツ報知

 WOWOWは、21日に京都府亀岡市の山林で発生した火災について「当社ドラマの撮影中に火災が発生いたしました」として22日、報道各社へFAXで経緯を説明し、謝罪した。

 「撮影場所の土地の所有者様、近隣の皆様、消火にあたっていただいた消防署、消防団の皆様、警察関係の皆様をはじめ、多くの関係者の方々に多大なるご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます」とつづった。

 21日の火災発生、経過について「亀岡市ひえ田野町の山林にて撮影中に、撮影用の足場であるイントレを移動する際に、演出のスモークを出すために使用していた炭火ストーブにイントレが接触し、炭火ストーブが転倒。ストーブから散乱した火のついた炭が近くの枯れススキに引火し、延焼した」と説明。その後「13時4分に消防に通報、13時20分ごろ消防隊が到着し、消火活動にあたり、同日17時50分ごろ、消防隊により鎮火が確認された」とした。

 また、被害状況は「山林の火災範囲は約2.7ヘクタール。制作スタッフ2名が救急搬送されたが、軽症。初期消火時に指に軽い火傷を負ったスタッフは軽傷、煙を吸い込んで喉に違和感を訴えたスタッフは異常なしと診断された」と報告。

 今後について「WOWOWが製作幹事する作品において、このような事故が生じたことを重く受け止め、体制や準備の不備を徹底的に調査し、行政機関の調査に真摯に取り組むとともに、本作品の制作は一旦中止いたします。今後二度とこのようなことがないよう、再発防止対応をいたします」とした。 報知新聞社